終わらない関係の迷宮で~幼なじみの裏側に隠された真実~

・作

 

万理華と諒也が初めて出会ったのは、保育園の頃だった。お互いの家が近かったこともあり、親同士が知り合いだったことから、自然と一緒に遊ぶようになった。

諒也は、無口で大人しい子だったけれど、万理華にとっては幼馴染として特別な存在だった。

 

小学校に上がると、二人は同じ学校に進み、部活でも一緒になった。

万理華は、内気で口数の少ない諒也に対して、どこか近寄りがたい印象を持っていたが、家庭環境が複雑であることも知っていたため、何となく気にかけていた。

諒也も万理華のことは、無関心ではなく、仲良い幼なじみという認識だった。

 

しかし、中学生になると、二人はそれぞれ別の学校に進学した。

地元を離れたこともあって、自然と会うことがなくなり、しばらくは疎遠になってしまった。時間の流れとともに、万理華は諒也のことを思い出すことも少なくなっていった。

 

高校生になって、万理華が16歳の時、ふとしたきっかけで再び諒也と連絡を取るようになった。それは、諒也の元カノが万理華と同じ高校に進学していたことが始まりだった。

 

『やぁ、久しぶり!

元カノちゃんから諒也の連絡先をもらって…

小学の時、一緒だった万理華だけど、覚えてる?』

 

万理華が久しぶりにメッセージを送ると、しばらくしてから諒也から返事がきた。

 

『おぅ、めちゃくちゃ久しぶりやん!もちろん覚えてるよ!元カノと仲良くしてくれてるみたいで嬉しいわ(笑)』

 

その返事を見て、万理華は、諒也が変わってしまったように感じた。小学生の頃の無口で大人しかった彼とは違い、軽く明るい雰囲気が漂っていた。それでも、久しぶりの再会に胸が弾み、二人の会話は止まることなく続いた。

 

1、2年が経ち、万理華は18歳になった。

万理華は、色々あって、17歳の時、高校を辞めて、アルバイトをし、18歳で地元の高校に再入学していた頃だった。

 

そしてある夜、諒也から突然メッセージが届いた。

 

『地元に帰ってきてるんだけど、会える?』

 

万理華は少し迷ったものの、久しぶりに会うことにした。待ち合わせは、夜の公園だった。万理華は、自分の分と諒也の分のジュースを買い、公園に向かった。

 

公園に着くと、諒也が先に待っていた。

 

『やぁ、久しぶり!』

 

夜の公園に着いた万理華は、少し緊張した面持ちで、先に来ていた諒也に声をかけた。

公園の灯りに照らされ、諒也が軽く手を振る。

 

『おう、久しぶり!変わらないなぁ~(笑)』

 

彼は笑って言った。

 

その笑顔を見て、万理華は少し戸惑った。

保育園の頃から知っている諒也とは、なんだか別人のように感じた。

小学生の頃は無口で、いつも一人でいるような男の子だったのに、今目の前にいるのは、明るくて、なんだかチャラチャラしている諒也。月明かりの下で、少し背が伸びた彼の姿を見て、万理華は胸の中に不安を覚えた。

 

『はい、ジュース買ってきたよ!これ、飲む?』

 

緊張を隠すために、持ってきたジュースを差し出すと、諒也は

 

『ああ、ありがと!』

 

と軽い口調で受け取った。

 

そのまま、2人は、河川敷を並んで歩いた。

2人の話し声以外はほとんど音がしない、静かな夜だった。

久しぶりに会うという緊張感もあり、最初は会話が途切れがちだったが、少しずつ昔の話に花が咲き、気づけば笑い声が響くようになっていた。

 

『懐かしいなあ、小学校の時、一緒にサッカーしたの覚えてる?』

 

諒也が笑いながら言った。

 

『あんまり上手くなかったけど、なんか楽しかったよな。』

 

『うん、そうだね。でも、諒也がこんなにおしゃべりになるなんて、思ってなかったよ。』

 

万理華は微笑みながら答えた。

諒也は少し悪戯っぽく笑い、

 

『高校に入ってから、いろいろ変わったんだよ。ほら、俺も大人になったってことさ。』

 

と肩をすくめた。

 

一時間ほど歩いた後、諒也が

 

『ちょっと休憩しようか。』

 

と言い、近くのベンチに座った。夜風が冷たく感じる中、二人は沈黙に包まれた。

 

『そういえば、万理華、高校辞めたんだって聞いたけど、大丈夫だった?』

 

諒也がぽつりと聞いた。

万理華は少し戸惑いながらも、

 

『うん…いろいろあって。でも、今はまた学校に通ってるから大丈夫。』

 

と答えた。諒也の顔をちらりと見上げると、彼は真剣な表情をしていた。

 

『そっか。万理華、頑張ってるんだな。』

 

諒也はそう言いながら、そっと万理華の手を握った。突然のことに驚いた万理華だったが、諒也の手の温かさが心地よく感じ、手を引き離すことはできなかった。

 

そのまま二人はベンチで寄り添い、諒也はゆっくりと顔を近づけた。

 

『万理華、俺たち、ずっと幼なじみだけどさ、なんかこうしてると、特別な感じがするんだよ。』

 

万理華はその言葉に動揺しながらも、諒也の顔を見つめた。彼の目にはいつもの軽い雰囲気が消え、真剣な光が宿っていた。

 

そしてそのまま、二人はキスをした。

 

そして、そのままの流れで、夜の公園でしてしまうことになる。

万理華にとっては、これが初体験だった。

 

諒也が万理華の手を取り、自分のモノに当てた。 

 

『大きくなってるでしょ?』

 

と笑いながら、諒也が言ってきた。

 

 『う、うん……』

 

万理華は、うなずいて言った。 

すると諒也が

 

『触って』

 

といい、万理華の手を握って、そのまま自分のモノを握らせた。

 

『もっと強く……』

 

『こう?』

 

と万理華は確認しながら、自分の手を上下に動かさせた。

すると、みるみる諒也のモノが大きくなっていく。 

 

『気持ちい……』

 

と諒也が囁くと、万理華に向かって 

 

『舐めて……』

 

と自分の透明な液を垂らしながら、諒也は言った。万理華は、初めてで分からなかったが、とりあえず、諒也のモノを舐めてみた。

 

『こうかな?』

 

万理華が不安気ながら、舐めていると

 

『ほらっ、ここ、もっと舐めて』

 

と言われて、諒也のモノから垂れている透明な液まで舐めた。

 

『しょっぱっ!』

 

万理華はそう思った。

しかし、諒也のモノから溢れ出てくる透明な液が舐めているだけでは追いつかず、万理華は、思わず諒也のモノを口いっぱいに咥えた。

 

 『歯、立てないで……』

 

諒也が苦しそうに言った。

 

 『ごめんなさい……』

 

と万理華が謝ると、 

 

『お仕置ね!』

 

と言い、諒也のモノを万理華の口の奥まで押し込んできた。万理華は、たまらず、

 

『んっ!』

 

と諒也のモノを吐き出して、しまった。

その様子を見た諒也は、

 

『ほら、もう1回咥えて。』

 

と万理華の前に、諒也のモノを突き出してきた。

 

『こう?』

 

と万理華が聞くと、 

 

『そう……。もっと強く吸って』

 

と諒也が指示してきた。

 

 『ん……』

 

万理華は、言われるがまま、諒也のモノを吸い上げた。 

 

『あっ……。いい……。』

 

と諒也が言った。そして、 

 

『もう出そうだから……』

 

と諒也が言い、自分のモノを万理華の口から離すと、万理華は、そのまま諒也の垂れた透明な液を飲み込んだ。 そして、諒也は公園のベンチに万理華を押し倒し 

 

『もう我慢できない……』

 

 というと、万理華の秘部を触り始めた。

 

 『あっ……』

 

 『万理華のここ、すごい濡れてるよ』

 

と諒也は言い、万理華の秘部に指を入れ始めた。 

 

『あっ……。そこは……、ダメっ……』 

 

と万理華は、言ったが、諒也は 

 

『大丈夫。気持ちよくなるよ。』

 

と言うと、そのまま指を動かしてきた。

 

 『あっ……』

 

思わず声が出る。万理華は、初めてでよく分からないが、この感覚が気持ちいいという事なんだろうと思った。すると諒也が、自分のモノを万理華の秘部に当て始めた。 

 

『えっ?』

 

と万理華が言うと 

 

『入れるよ……』

 

と諒也が言って、ゆっくり万理華の中に諒也のモノを挿入してきた。

 

『痛っ……』

 

と万理華は、声を出した。 

諒也は、自分のモノで万理華の敏感な部分を擦り、万理華の中を拡げた。 

そして、ゆっくりと動かすと万理華は、痛そうに顔を歪める。 

 

『まだ、痛い?』

 

と諒也が聞くと、万理華は頷いた。

 

 『少し我慢して……』

 

 と諒也は言うが、万理華は、痛みを堪えている様子だった。 

 

『万理華、もっと力を抜いて……』

 

と諒也が言うと、万理華は頷き力を抜いた。

 

『んっ……あっ……』

 

万理華は、諒也のモノが入ってきたのを感じ、声が漏れた。

諒也は、それを見て少しずつ動く。

万理華も、最初は痛かったが、だんだん感じてきたのか、声が甘くなる。 

 

『あっ………あっ………』

 

と万理華は、声を出す。

 

『静かに!ここ外やから、声大きかったら、バレるぞ!』

 

と諒也が言うと、万理華は必死に声を抑えた。 しかし、

 

『ああっ……!』

 

万理華は、我慢できず、声が出てしまう。

その様子に諒也が、

 

『ほら、また声大きくなってるぞ?』

  

と注意するも、万理華は、

 

『だって、我慢できないんだもん……』

 

と言い、諒也も

 

 『うっ……。俺も万理華の中……。気持ちいい…。』

 

と言い、そのまま腰を動かし始めた。 

 

『あっ……。あっ……。ああっ……』

 

と万理華は喘いだ。すると諒也は、一気に速度を上げてきた。 その様子に

 

『あああっ……。待って……ダメっ……。

   壊れちゃう……。』

 

と万理華が言うと、 諒也が

 

『万理華のここ、もうぐちょぐちょだから、俺も限界』

 

と言うと、さらに腰を振るスピードを上げ、

 

『あっ……出る!!』

 

と言うと、諒也は、万理華の中から、諒也のモノを抜き、白い液を垂れ流した。

 

『はぁ……はぁ……』

 

とまだ肩で息をしている万理華に、諒也は

 

『最後の御奉仕、よろしく』

 

といい、万理華の口に白い液が垂れた諒也モノを持ってきた。これが精液だとは知らなかった万理華は、垂れた白い液を吸い上げ、

思わず飲み込んでしまった。 

 

事が終わると、諒也が思わず、

 

『大丈夫?』

 

と聞きた。 万理華は、あっという間のことで頭がぼっ~としてしまっていたが

 

『うん、大丈夫!』

 

 と答えた。その様子を見て、心配した諒也が

 

『ごめん……』

 

と言い、万理華は、

 

『いいよ、いいよ、大丈夫だから~』

 

と明るく笑い、2人は服を着て公園を出た。

 

万理華は家に着き、シャワーを浴びていると

ふと自分の股を触った。

 

『ここに、諒也のモノが入ったんだ……』

 

そう思うと、初めてのことで、腰と股のジリジリとした痛みが残っていたが、自然と股が熱くなった。

 

こうして、万理華は、諒也との幼なじみとしての一線を超えてしまった……。

万理華にとっては初めてのことだった。

 

その日から、二人の関係は恋人同士というよりも、言葉を交わさない曖昧な「セフレ」という形になっていった。

 

諒也からの呼び出しがあれば、万理華は迷うことなく応じ、何度も会うたびに体を重ねるだけの時間を過ごした。

公園や駅前で待ち合わせては、ほとんど会話もなく場所を変え、また同じことの繰り返し。万理華の心には、どこか満たされない気持ちが膨らんでいったが、それでも諒也と繋がっていたかった。

 

やがて、諒也は大学に進学した。

その頃から、諒也は万理華にお金の相談を持ちかけるようになった。

 

ある日、彼は少し申し訳なさそうに言った。

 

『万理華、大学生活のためにお金が必要なんだ。俺、家庭のこともあって親には、中々頼めなくて……。万理華が助けてくれないか?』

 

万理華は、一瞬迷ったものの、幼い頃から彼の家庭の複雑な事情を知っていた。

だから、応援するつもりで少しずつ自分のアルバイトで貯めたお金を貸すことにした。

 

『ちゃんと返すから』

 

と笑う諒也の顔に、万理華は疑うことなく頷いた。しかし、それからも頻繁に

 

『あともう少しだけ』

 

『今月の生活費が足りないから』

 

と金額がどんどん増えていった。

 

そんな生活が続くうちに、万理華は次第に不安に襲われるようになった。

お金を渡すたび、諒也が本当に返してくれるのか疑問に感じることが増え、彼の態度もどこか変わってきたような気がした。 

以前のような幼なじみとしての親しみや、関係に対する誠実さが薄れていき、ただ自分を便利な存在としか見ていないのではないかと考え始めたのだ。

 

ある日、万理華は意を決して諒也に向き合うことにした。

 

『諒也、本当にちゃんと返すつもりがあるなら、この誓約書にサインしてほしい』

 

と、彼に一枚の紙を差し出した。

それは彼に返済の意思を示してもらうための誓約書だった。諒也の表情が一瞬曇った。

 

『えっ……そんな大事にしなくても……』

 

と、曖昧な笑みを浮かべる彼に、万理華の心は一気に冷めていった。今までの自分の思いが、どれほど彼に届いていなかったのかが痛いほど感じられた。

 

それから、万理華は諒也との連絡を絶った。彼からの応答がないことに悲しみを覚えながらも、もう自分を騙すことはできなかった。

 

彼のことを昔から知っているはずなのに、今の諒也が本当に知っている彼なのか、自分でもよくわからなかった。

 

胸の奥に寂しさが残りつつも、彼のことを心の奥底にしまい込んだ。

 

今でも、万理華は、いつか彼が誠実な形で現れて、お金を返しに来てくれることを願って待ち続けている……。

 

(了)

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