初めての3Pぽい出来事

・作

小さな地方都市で勤務していた時のこと

 

単身赴任だった僕はとある小さなスナックに通うようになった

 

スナックといっても簡単な料理も食べさせてくれるこじんまりとした小料理屋のような店だった

ここはママさんが娘の恵理に店の切り盛りを任せて、他に娘の友達の陽子がアルバイトで働いている

 

ママさんが作る家庭料理が美味しくて、晩酌がてら夕食を食べに通っているうちに親しくなったのだ

みんな日本酒が好きで夜も更けてくると全員酔っ払い状態だった

 

恵理は30半ばでうりざね顔で切れ長の一重まぶたが色っぽい、髪の長い女だった

 

まあ、美人の部類に入るのだろう

 

その友達の陽子はショートヘアの目がくりっとして可愛い系の顔立ちだった

 

僕はどちらとも口づけまではしていた

 

ある時恵理が店で深酒をして酔い潰れてしまい、僕が介抱し陽子が閉店まで店を切り盛りした

 

閉店後、3人残ったところで恵理が僕に絡みだした

 

「陽子が好きなんでしょ」

「陽子はあたしの友達だから」

 

その繰り返しが始まった

 

僕は恵理を陽子に任せて帰ろうとしたのだが、恵理が僕を離さない

仕方がないので3人で恵理のアパートに送ることにした

 

部屋に着くと恵理がふらつきながらも冷蔵庫から日本酒を出してきたので飲み直すことになった

 

陽子も僕も次第に酔いが回り、帰るのも億劫になってきた

 

恵理がふらつきながら服を脱ぎ始めた

ブラウスとスカートを脱いで黒い小さなショーツと、おそろいのブラジャー姿になる 

僕の目の前で脱ぐのに抵抗がないみたいだ

 

やれやれといった風情で陽子がパイプハンガーから取り出したロングティーシャツを恵理に着せた

 

ブラジャーも外した恵理が這いずりながらラグマットの上に直接敷かれたマットレスにへばりつき、文字通りマグロのように横になった

 

陽子と2人でしばらく酒を飲んでいたが、陽子も恵理から借りたロングティーシャツを着るとティーシャツの下からパンティストッキングと紫のブラジャーを器用に脱いで横になった

そのままの流れでなんとなく僕を真ん中に3人で川の字になって横になった

 

僕はスーツを脱いでティシャツとトランクスになり、部屋の電気を消して横になった

 

それほど広くない部屋の中だから、僕が仰向けに寝ると両手が恵理と陽子のちょうど股間に当たってしまう

 

横向きに寝るとどちらかの顔が目の前になる

僕は横向きになり、恵理の腰を抱くように手をおいた

 

ティシャツの上からサイドが紐になったパンティに触れた

 

恵理が、僕の方に顔を向けて横向きに寝返りをうった

寝息は変わらない

 

ほとんどくちびるが触れ合うほど近い

僕は恵理に口づけをした

寝息を立てたまま、恵理の舌が応じてきた

 

「ハァ…」

 

かすかに恵理が吐息をもらした

豊満な乳房が僕の腕に当たる

 

僕は陽子の気配に気を配った

目が覚めた様子はない

 

僕は恵理の乳房に手をあて全体をゆっくりと揉んだ

 

「ダメ…」

 

小声で恵理が拒んだ

 

振り返ると陽子はまだ仰向けに眠っていた

 

僕は恵理を腕枕で抱き寄せてからティシャツの裾から手を差し入れて恵理の薄いパンティの上から秘所を指先でなぞった

 

「ダメェ…」

 

そう言いながら恵理がわずかに足を開いて指が動きやすいようにした

僕はパンティの下に指を差し入れ薄い陰毛の中に息づく花弁に触れた

 

そこはすぐに潤ってきた

 

恵理が僕の背中に腕を回して僕の肩に歯を当ててくぐもった喘ぎを漏らした

 

僕はそのまま恵理の花弁の中で指を自在に動かした

「イクッ…」

 

短く囁くと一瞬身体を仰け反らせて恵理が達した

 

僕はゆっくりと恵理から手を抜いた

恵理がぐったりして寝入ったのを確認して身体の向きを変えて陽子の方に向いて陽子の腰を撫でた

 

「ン…うーん…」

 

陽子が少しうめいた

 

(これ…どうなるんだ???)

 

陽子が仰向けのまま少し両足を広げた

 

僕は陽子に腕枕をして抱き寄せるようにして、ティーシャツの裾から手を入れて陽子の紫のパンティの裾から指を差し入れた

 

もしかしたら恵理の気配に気がついていたのだろう、そこはすでにトロトロに濡れていた

 

陽子の手が僕の勃起したペニスをおずおずと握ってきた

陽子がゆっくりとペニスをしごきはじめた

 

しばらくそのままにさせておいて、僕は陽子の濃いめの陰毛の中に指を忍ばせて指先でクリトリスを円を描くように撫でた

 

「ハァ…アッ…アッ…」

 

陽子が自分の手で口を押さえて喘ぎを漏らすまいとした

 

僕は陽子を反対側に向かせるとパンティをずり下げ後ろから陽子の股間にペニスを挿し込んだ

 

陽子の豊満なヒップを掴むと素股の体勢で腰を動かした

 

「ハァ…イイ…イイ…アア…」

 

自分の口を塞ぐように手を当てた陽子の手に僕の手を重ねた

 

「ダメェ…アア…クッ…ウウ…ハァ…ハァ…」

ガクガクと身体を波打たせて陽子が達した

 

狭い部屋の中は恵理と陽子の体臭と性液の匂いとが混ざり合い淫靡な雰囲気が漂った

 

僕はペニスを抜くとトランクスを穿いた

これ以上先に進む勇気はなかったなぁ

 

少しウトウトした明け方近くに陽子がゆっくり起き上がり、着替えると

 

「うちに帰るね」

 

と言って帰っていった

 

僕はまだ達していない

 

不意に情欲が湧いてきた僕は恵理に覆いかぶさると恵理の唇を舐めてから舌を吸った

 

ねっとりと舌を絡ませ合いながら恵理が僕の首に腕をまわして抱きつき身体を密着させてきた

 

僕は恵理のティーシャツを脱がせ、豊満な乳房をゆっくり揉んだ

 

乳首をつまんで口に含むと舌先で転がした

 

「ハァ…気持ちいい…アァ…」

 

パンティを脱がせ秘所に指を這わすとすでにヌルヌルに濡れていた

 

恵理の僕のペニスを求めてきた

恵理に握られるとすぐに硬くなってきた

 

恵理が軽くしごいたあとペニスを口に含んだ

恵理が舌で裏筋から亀頭をおいしそうに舐めるのを見て恵理を仰向けにすると両足を開かせて身体を入れ、ペニスをあてがうとすでに濡れている花弁の中に根元まで一気に挿入した

 

「アアァ…すごい…気持ちいい…」

 

僕は恵理を抱えて上体を起こすと僕の上に跨らせた

ペニスを根元まで呑み込んだまま恵理の腰がゆっくり動き出す

 

「アァ…これ…好き…アアァ…」

 

恵理の腰がグラインドする

 

僕は恵理の腰を掴んでグラインドの動きをさらに激しくした

 

「アァ…ダメェ…そんなしたら…イッちゃうよぉ…」

 

「僕ももう…イキそうだよ…どうする?…中でいい?…」

 

恵理がコクコクとうなずくのを見て僕も動きを速めた

 

「アァ…イヤ~ン…イキそう…イキそう…イクッ…イクッ…アアァ…」

 

恵理が背中をのけぞらせるのとほぼ同時に僕も果てた

 

恵理の中にたっぷりと放出した

 

恵理は僕の胸に突っ伏してしばらくは動けないようだった

 

「陽子とやったの?…」

 

恵理に唐突に聞かれたのは僕の胸に突っ伏してしばらく経ってからだった

 

「ん?…起きていたんじゃないのか?」

 

「よく覚えてないの」

 

「何もないよ」

 

「そう…」

「でも…陽子…気持ちよさそうだったよ…」

 

起きてたのか

 

「陽子とヤってもいいけど…生は私だけにして…」

 

まだ恵理の中に収まったままのペニスが再び硬くなってきたので僕は体位を変えて恵理の両足を広げてゆっくり腰を沈めてペニスを挿し込んだ

 

(了)

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