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・作

最近一番興奮したシチュエーションについて話そうと思う。

メンズエステというものをご存じだろうか。これは、女性が男性に対して、全身を使ってマッサージをするサービスのことである。

 一般的なメンズエステの流れは、最初はオイルを使わずもみほぐしを行う。その後オイルマッサージへと突入する。最初はうつ伏せで足先からである。だんだんと太もも方向へと手が伸びたところで次は上半身へと移る。腕、首、肩、背中・・・そしてお尻のほうへと手が伸びてくる。だんだんと足の付け根へと手が伸びてくるのだ。そこまで来ると・・・

嬢「 右足の膝を曲げてください 」

と言われる。そして手はさらに足の付け根方向に延びていく・・・触られるかどうかのところで足チェンジ。左側も同じように責められる。もうこの時点であそこは紙パンツからはみ出さんばかりに膨らんでいる。すると

嬢「 カエル足できますか? 」

とくる。これがたまらない。私は、四つん這いになって、肘を地面に付ける形で構える。すると、股関節がすべて触ることができる状態になるのだ。嬢が指先で触るか触らないかくらいの優しいタッチで触れてくると、「ん!」と我慢できずに声が漏れてしまう。その声に嬢は

「気持ちいいんですか~?」

と誘惑するように声をかけてくる。その声掛けに更に興奮が高まる。指先は足の付け根をぐるっと一周するように回るのだが、その時に玉の淵と足の付け根のちょうど間を通っていく。何回か通る中で、小指が竿に触れる・・・。その瞬間腰の奥底から突き動かされるような大きな快感が走る。

 そして仰向けになる。鼠径部への攻めが続く。私の腰の下に太ももが入り、嬢のおなかの前に私の股間がくる。仰向けになっている私の目線の先に、紙パンツをぱんぱんに膨らませている自身のブツと、嬢のいたずらな笑顔が見える。いたずらされ、興奮し、心も揺らがされ尽くしたところで、

「ピピピッ」

とタイマーが鳴った。なんて空しい音だろう。この音とともに私の興奮はすっと冷めていくのだった。

「気持ちよかった?」

そう聞かれ

「すごい気持ちよかった」

というが、本当はもっと触ってほしいと言いたいが、紳士ぶる私の心を見透かしているかのようにニヤリと笑う嬢。

「じゃぁシャワー浴びてきて。」

と定型文。すると

「シャワー流してあげようか?」

と聞いてくるのだ。これは聞いたことがない。一瞬意味が分からなかった。まぁこういうサービスもあるんだろうと思い、お願いすることとした。

シャワーの温度を調節し、温かいお湯が体にかかる。程よい疲労感が癒されていく。すると、

「背中洗ってあげる」

と言い出した。確かに背中は手が届きにくい。だからだろうと思い、

「お願いします」

と返す。

泡立てたボディーソープを背中全体に塗り込むように洗ってくれる。これはこれでいいサービスだと思った。するとその手が前に来て、露になっている私の竿を握った。一瞬何が起こったかわからなかった。が、竿だけは状況をいち早く理解し、反応していた。

「まだ、物足りなかったの?」

耳元でささやかれ、その吐息にビクッとなる。嬢の手が竿を握り玉を転がし、もてあそぶ。なされるがまま、腰が砕けないように、必死に耐える。次第に嬢の手の動きが激しくなっていく。その動きに合わせて私の息も荒くなっていき、ほどなくして果てた。

 その後のことはあまり深く覚えていない。洗い流されて、着替えて帰ったのだが、脳裏に焼き付いているのはその時の興奮のみであった。

 

(了)

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