ガラステーブル越しに毎日パンチラを見た思春期の日々
中3の時、同じ塾の由紀が僕の家に来て一緒に勉強するようになった。
中学を終えた由紀が帰宅せずに僕の家を経由して塾に行く方が楽だから。僕の両親が共働きで居心地がいいから。それだけが理由だった。
僕の部屋にある狭いテーブルに向かい合って地べたに座って勉強するのだが、テーブルの下でお互いの膝が当たってしまうくらい距離が近い。
しかも僕の部屋のテーブルの天板はガラス張りなので、テーブルの下で無造作にあぐらをかいた由紀のパンツが容赦なく丸見えになるのだ。
テーブルがガラスでパンツが見えるかもしれないのになぜ由紀がそこまで無防備になるのかは理由がある。
ガラステーブルでは滑ってノートを取りづらいので由紀が座る側には筆記用のゴムマットが敷かれている。でも僕の側にはガラステーブルを遮るものは何もない。
真面目で人を疑わない性格の由紀はもともと男子の目線に警戒心が薄い。由紀は僕からテーブルの下を見られている意識がないのだ。
由紀はいろんなパンツを履いていた。真っ白、水色と白の縞々、黒地に白いドット、ピンク。生理の日は紺色やグレーの無地のパンツからナプキンの羽根がはみ出していたのですぐわかった。
由紀の制服のスカートは長かったが、テーブルの下では油断してあぐらをかいたり、片膝を立てて座るのでスカートは僕にとって障壁にはならない。
由紀はもう引退していたが、部活は陸上部だったので内ももの内側の筋が発達していたのかもしれない。足を開くと筋がパンツの股の部分を持ち上げて僅かな隙間を形作り、僕はその奥にあるまだ見たことの無い由紀のアソコを想像した。
それに陸上部のユニホームの日焼け跡がうっすら残っていたので、内ももの一番奥の方だけ白くて、そこが普段は隠されているべき秘密の肌だというのが一目瞭然だった。
由紀はほぼ毎日確実にパンチラしたので、由紀が持っているパンツを僕はすべて把握できていた。最初の頃は履き古して股の部分がうっすら黄色くなった綿のパンツが多かったのに、受験シーズンが近づくにつれて色気づいてきたのかだんだんテロンとした化繊の薄い生地のパンツに置き換わっていった。僕のお気に入りは薄いエメラルドグリーンの大人っぽいレースが付いたパンツで、密着度が高いので由紀のタテスジがはっきりわかった。女子のアソコの割れ目が思ったより広いこと、思ったより前についていることを知れたのもその時だった。
僕にパンツを見られていることを最後まで気付かず、テーブルの下の足をばたつかせて無邪気に話しかけてくる由紀。付き合っていると誤解されないために時間差で塾に向かっていたので、由紀が帰った後の部屋で僕は思い出してオナニーしてから塾に向かった。
真面目に勉強していた由紀と、パンツで気が散って勉強どころではなかった僕。もちろん高校は別になってそれっきりになってしまった。
でも今になって思うのはそんな至近距離で毎日パンチラを拝めるほどの距離感だった由紀とだったら、ちょっと強引に迫れば普通にセックスできたかもしれないと思う。
思春期の僕はパンチラで満足できるくらいまだピュアだったということだ。
(了)
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