女性に痴漢をされた私はその方の奴隷にされました

・作

男性の方はあまり経験が無いと思うのですが、私は電車の中で何度も痴漢に遭ったことがあります。相手は男性ばかりでなく、女性のこともありました。勿論、私は女装をしていた訳ではなく、まだ学生服を着ていたり、サラリーマンになってからはスーツ姿でした。決して男の娘の様に可愛い風貌ではない私がどうして狙われるのか? 私自身は気付かないのですが、きっと私の身体からマゾのサインが出ているのではないかと思うのです。

 

男性の痴漢は太腿やお尻を触りながら次第に手が前に移り、手に持っているカバンで隠しながらファスナーを開けて前を触ってきます。中には私と目を合わさず、知らん顔をして自分の固くなったモノを私に触らせたり、ズボン越しに私のお尻にこすりつける人もいました。ただ、女性の場合はファスナーを開けていきなり触って来る人が多く、しかも、私の目を見ながら触って来る確信犯も多いのです。

 

ある日のこと、私は毎朝痴漢をされる女性から電車を降りる時に一通の手紙を渡されました。その女性は毎日同じ駅から電車に乗る年上の人で、満員電車の中で身動きの出来ない私のズボンの中に手を入れて来ます。最初は私がパンティを穿いていることに驚いたようですが、それで私が女装好きなマゾであると確信したようです。常に拒否しない私のペニスはヌルヌルにされてパンティにシミが出来るほど濡れてしまいます。でも、私が喘ぎ声を出しそうになる寸前で手を止めて生殺しにするのです。

 

私は電車を降りてからその手紙を読みました。手紙には「毎日私を楽しませてくれてありがとう。あなたが嫌がらずに私のされるままにしている様子を見て、あなたが本物のマゾだと確信しました。今日の帰りに駅前の喫茶店に来なさい。時間は19時ヨ。あなたを私の可愛いい奴隷にしたいの。分かった?」と言う内容でした。私は迷わず、その時間にお店に行きました。

 

指定した時間に彼女は既にお店にいて奥の喫煙席に座っていました。私は「初めまして。お手紙を頂いて驚きました。でも、嬉しかったです」と言うと、彼女は「きっとあなたは来ると思ったわ。今から私の奴隷になりなさい! なんだか小説のタイトルみたいね」と言って笑いました。そして、「私の名前は妙子、あなたの名前は?」と聞かれ「はい、トシヤです」と応えました。

 

そして、彼女は「私は飼い主だから今からお前をトシヤと呼ぶわ。お前は私を妙子様と呼ぶのよ。これから毎日電車の中で可愛がってあげるから覚悟しなさい。それから、明日はこれをアナルに入れてくるのよ。いいわね」と言ってリモコンのローターを私に渡しました。更に「幾ら気持ち良くなっても電車の中でイッてしまったら許さないわよ。終点に着くまで我慢しなさい」と言ったのです。

 

翌日からの彼女の責めは容赦なく、満員の電車の中でリモコンのスイッチが入るとローターは私のアナルで振動を始めます。ローターの振動音は電車の音では聞こえません。更に彼女の手がズボンの中に入り、パンティの上から刺激します。私はイキそうになるのを必死にこらえ、終着駅に着くころには下着が濡れてしまい、トイレに駆け込んで下着を替えなければならない程ヌルヌルになっていました。

 

それから数日後、メールアドレスを交換した私に彼女からメールが届きました。「今日の帰りにこの間会ったお店に来なさい。時間は前と同じよ」と書いてありました。私は時間に遅れないようにそのお店に行くと、そこで彼女は、「これからお前を私の家に連れて行って調教するから着いていらっしゃい」と言ったのです。彼女は広い一軒家に一人で住んでいるようでした。

 

私は家に入ると強制的に全裸にさせられ、首輪を着けられました。更に二足歩行を禁じられ、四つん這いにさせられたのです。そして最初にされたことは身体検査で、私の身体の隅々まで調べるとそのままシャワールームに連れて行かれ、全身を奇麗に洗い、アナルの奥まで掃除させました。そして私は生れて始めて本格的なSMプレイの相手をさせられたのです。

 

私は彼女に痴漢をされて以来、自分がマゾであることを自覚しました。でも、プレイをするのは初めてです。痛みを伴う苦しいプレイをされるかもしれないという恐ろしさに震えている私に彼女は鞭を掴んで思い切りお尻を叩きました。悲鳴を上げる私に彼女は「これから毎日調教して、お前を立派なマゾ奴隷にしてあげるから、覚悟しなさい。お前は私がいなくては生きていけない身体にされるのよ」と言ったのです。

 

それから、私は彼女からメールが来ると直ぐに駆けつける奴隷にされました。調教は勿論ですが、彼女の身の回りのお世話や家事もこなすように躾けられたのです。そして、どんな時でも、彼女の命令は絶対で、拒否することは出来ません。そんな奴隷生活が嫌ならば逃げ出すことは簡単ですが、それが出来ないのがマゾの性です。そのことを知って彼女は私を奴隷にしたので、次第に全裸にされて首輪を着けた生活に馴染んでいきました。

 

週末の金曜日から日曜の夜までは一緒に暮らす日々が続き、完全に奴隷の生活です。最初はとても不自由さを感じたのですが、飼い主に全てを委ねて命令通りに動くようになると飼われている苦しさは無くなり、彼女のために尽くすのが歓びになりました。そして、私は彼女にはご主人はいないものと思っていましたが、実は単身赴任で一緒に暮らしていないだけなのです。だから、もしご主人が返ってきたら私はどうなるのか? とても不安になりました。

 

でも、そんな危惧は全くないということが分かりました。ご主人は彼女の性癖を知っていて、私は夫婦の奴隷として飼ってもらえることになったのです。たまに帰って来るご主人のことを私は旦那様、彼女のことは奥様と呼ぶようになり、二人は私の見ている前で濃厚なセックスを演じます。そして、私には行為の後始末をさせるのです。彼女の性器から流れ出る旦那様の精液を舌で舐め取り、ペニスも喜んで咥えてお掃除をするようになりました。私は生れて始めて男性の性器を口で咥えました。

 

そんな夫婦奴隷の生活がしばらく続きましたが、旦那様が普段から家にいるようになると、私の存在が邪魔になるようになりました。最初は自分たちの行為を見られることに新鮮さがあったようですが、それもマンネリ化すると次第に呼ばれる回数が減り、彼女からのメールも来なくなりました。そして、朝の電車で彼女を見かけて近くへ行ってももう痴漢をされないようになってしまったのです。

(了)

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