トランスジェンダーひろのオトコとオンナ!全部魅せるわよ12

・作

一度関係したらエツコは私を毎日求めてきたの。

 

お仕事帰りに彼女の自宅に立ち寄り、お手製のハンバーグやシチューなどをふるまってくれてどれも本当においしかった。でも、いちばん「おいしい」のはエツコのカラダだったわ。

 

はっきり言ってその気性のごとくセックスもものすごく激しい女。毎晩最低3度は絶頂にイカないと彼女は私を放してくれなかった。

 

「あぁぁぁぁっっ!感じるわっ。すっ、すっごく!でも、まだよ。もっと私をかわいがってくれなくちゃ、ひろを帰さないんだからっ!」

 

まさしく激しい女だわ。そしてセックスするごとにカラダが私とのエッチになじんでいくのもわかったし、うれしかった。なんか私がエツコのカラダを仕込んでいるみたい。仕込みがいのある女だったし、私のオンナになっている感じが都度増していく気がしたの。

 

エツコの最大の魅力は大きくてこんもりしたヒップ。私は元々ヒップと腋に女の魅力を感じる人なので、初めて彼女のヒップを見た時になんてすてきなお尻をした女なのだろうと思ったくらい。

 

年齢なりの肉枠的なお尻。こんなヒップ、あのマリコにもなかったわ。

 

彼女は私と同じ齢の40歳。酸いも辛いも経験し、いい意味でいろんな苦難難題も吸収していい女になったって感じね。

 

毎日この魅惑的なヒップとヴァギナをドッグファッションで貫く快感ったらそりゃ至上の愛っていうか、官能の極みだわ。お仕事ではそんな身振りを微塵も見せない彼女だけれど、そのギャップにそそられちゃって。

 

こんなお堅い態度でいるくせに夜になると豹変するのがたまらない魅力。まさしく表と裏を持つ女って感じね。

 

「ひろっ!愛してるっ!私のお尻ってそんなに魅力的!?」

 

「ひろにしか、あなたにしかこんな恥ずかしい言葉や姿は見せないからっ!だからいっぱい、かわいがってね?気持ちよくしてねっ。あっ、あ~ん!いいっ。すごい快感よっ」

 

カラダを反りながら私の上になってドッキングするエツコ。快楽のツボにはまり身をよじるさまはまさしくエロチックだったわ。

 

そして、とうとう私たちは同棲を始めたの。初めてのエッチから半年が過ぎたくらいからね。

 

同棲しようって提案してきたのはエツコのほうからだった。一回戦を終えてベッドで仲良くイチャイチャしている時に話してきたわ。

 

「ひろの家とここはそう離れてないけれど、エッチが終わるとひろが帰ってしまうのが私、とっても寂しいの。食事もここですましているし、どうかしら、二人で住むことにしない?あなただって無駄な移動時間がなくなるよ」

 

セックスに満足し、満ちたカラダと瞳を私に向けてエツコはそういったの。

 

私は一も二もなく賛成し、実は私もそう提案しようと考えていたところだったんだよと伝えたの。

 

「それから、さ…。ううん、なんでもない…」

 

私、同棲をきっかけに結婚してもいいと思うようになっていたの。もちろん私がトランスジェンダーであることはまだ内緒にしていたし、もう少しだけ言わないでおくつもりだったけれど。

 

でもそう遠くない日に正体を打ち明け、本当の意味で一つになりたかった。

 

私が自分の正体をコクってもエツコが離れない自信はあったの。セックスについていえば、彼女は私の性の虜になっていたし、私の彼女への愛がうそではないことも承知していると確信していたから。

 

いっしょに過ごすようになった最初の日に同棲記念というで、私はエツコにプラチナの指輪をプレゼントしたの。彼女、こどものようにむじゃきな顔を魅せていったわ。

 

「ひろ、ありがとう。これ明日から左の薬指にしちゃおうかなぁ。ウフフっ」

 

瞳を輝かせて歓ぶ姿がいじらしかったし、なんか私、ムラムラしてきちゃってエツコをそのまま押し倒してブラジャーやパンティをむしり取ってしまったの。

 

「荒々しいひろもすてきよ。このまま私を抱いてっ!」

 

二人のシルエットが一つになってエツコの口からは卑猥でエロチックな言葉が次々漏れ出し始めたの。

 

「あぁっ!私のひろっ。いっぱいかわいがってくれなきゃ許さないからっ!あぁっぁぁぁぁぁぁっ!気っ、気持ちいいっ!は、早く奥まで貫いてっ!」

 

まだまだ二人の夜は始まったばかり。

(了)

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