柑橘系は桜色のメグミさん
自宅に帰りベッドにダイブして仰向けになる。メグミさんのを触った右手を上にかざしながら、さっきまでのことを思い返した。メグミさんはこうじさんがいるのに、思わせぶりであざとい女性(ひと)だなって思う。けど、それが分かっているのに、あえて彼女の術中にはまる俺も、たいがいな人間だな。そんなことを思う。
明日は会うべきだろうか?あんなあとじゃ、さすがにこうじさんに申し訳ないし…。でも…。結局その夜あまり眠れなかったが、いつの間にか眠りに落ちていたようで。翌朝スマホのコール音で目が覚めた。
メグミ「おはよう♪まだ寝てた?」
俺「いや大丈夫っす。」
メグミ「お昼こっちで食べなよ。作ってるからね。洗濯機の配達もくるし。」
俺「…わかりました。まっててください」
メグミ「まってるよぉ~ん(笑)」
もう。ノリが軽いなぁ…絶対、俺が行こうかどうか悩んでいるの分かっていて、電話くれたんだろうな。はぁ…まぁでもやっぱ俺も会いたいし…。
結局こうじさんちの玄関先に立っている俺。チャイムを鳴らす。
メグミ「いらっしゃい。あがってあがって。」
満面の笑顔で玄関扉を開き出迎えてくれたメグミさん。そのかわいさにつられ俺も笑顔になった。部屋の中へ通され玄関が閉められる。…完全にメグミさんに取り込まれているな俺。それから一緒にお昼ご飯を食べて、コーヒーを出してもらってたら、洗濯機の配達が届きすぐ設置も終えた。
メグミ「さぁ洗濯機も届いたし、洗い物もあるから、今から洗濯機使ってみよっかな?」
俺「じゃあ一緒に取説見ながら、操作方法確認しましょうか?」
メグミ「おっ優しいね♪じゃあお願い」
2人で洗濯機の前に立ち、おもむろに取説を読みながらスイッチを確認する俺。左横で洗濯機のふたを開けて、洗濯物を投入するメグミさん。そしたら突然、洗濯物を見ながら
メグミ「俺君。今なら昨日私が履いてたパンツこの中にあるよ?欲しい?それとも今履いてるやつが良いのかな?」
俺「あっえ……。あ!いや、あの…」
取説読み込んでいる処でふいに言われたから、面食らって取説を落としてしまい、言葉が出なくて固まってしまった。
メグミ「そかそか、欲しいんだ(笑) ちょっと待ってね。」
そういうと何を思ったのか、ジッパーを下げスカートを床に落とし、今履いている紫色のパンツも脱ごうとするメグミさん。
俺「ちょ、ちょ、ちょメグミさん!どうしたんすか??」
あっという間に腰からヒップ。白い太ももをあらわにする。股間にはほぼ毛がなく縦スジ一本。いま脱ぎ終えたパンツを俺の顔の前に持ってくる。股部分の表側が大きく濡れていた。ただよう柑橘系の香り。
メグミさんはパンツを持ったまま抱き着き、俺の胸に顔を付け上目使いで「触って?」と俺の右手を握って、自身の股間にあてがおうとする。もう、いきなりの急展開で感情が追い付かず、置いてけぼりの俺のきもち。
でも、プリっとした唇は半開きで、うるんだ瞳で俺を見つめるメグミさん。そこで俺の理性も吹き飛んだ。
もうどうなったっていい!
音を立てながらディープキスをして、メグミさんのそこに手を伸ばす。触れた瞬間、「フッン」メグミさんのからだが跳ねた。そこは昨日以上にグチョグチョで、形を確かめるようにこねくり回すと、「ウッ」って小さな声と、生温かい粘液が垂れてきている?ってほど。そして俺のもジーンズの中で、痛いくらいに勃起していた。
メグミ「ねぇ?あっちいこ?」俺の腕を引き寝室に向かう。その腕の指先が濡れてひかり、下半身だけ裸のメグミさんが、やけにいやらしかった。
ベッドそばで2人裸になり横になると、しばらくキスをしながらお互いのからだをまさぐりあった。横になっても崩れない張りのある乳房。触り心地はすべすべしてて気持ちいいし、乳首は桜色。腰は細くヒップから太ももの流れも、本当女性らしい柔らかい線できれい。
俺は夢中でメグミさんの股間に手を伸ばして指を入れ、胸をもみ、乳首にしゃぶりつき、舐め、吸い、たくさんのキスマークを胸から腹、へそ下まであちこちにつけた。
メグミ「あ…ぁ、俺君…、俺君。きもちいいよ…」
ピチャピチャ粘性の高い卑わいな音と、メグミさんのあまい吐息を聴きながら、自分のからだをメグミさんの両足の間に入れ、彼女のひざ裏をもって左右に大きく広げてみた。
ムワっと強めの柑橘系の匂い。M字開脚したメグミさんのそこは、桜色で全くくすみがなかった。土手に少しの陰毛と大きめのクリ、自身の唇のようにやや厚めのビラビラは左右対称で形も整っていた。そして全体にヌメヌメと妖しく、うるんで濡れていて、膣口から肛門にかけて愛液がべったりと垂れ、シーツとお尻の間で糸を引いていた。
俺「うわ……」つい声が漏れる。
メグミ「もうやだ…そんなに、ジロジロみられたら恥ずかしいよ」
俺「メグミさん濡れすぎ。いつもこんなんなんですか?」
メグミ「あたし濡れやすいから…ねぇ?もう入れて?…おねがい…」
俺にあっちこっちキスマークをつけられ、今も両足を持たれてM字開脚されたまま、トロトロの全部をさらけ出して垂れ流し、されるがままのはしたない姿。
いつもケラケラ笑って、時々困った顔して、少し怒った顔や、真剣な表情。いろいろな表情や、しぐさが頭をよぎる。でも今は目じりに涙を浮かべ、やるせない、切ない顔をして両手を広げ俺を求めてきていた。そしたらなぜだろう、なぜか裏切られたような気分になった。
そんな目の前のメスの顔をしたメグミさんに覆いかぶさり、俺は一気に挿入する。
メグミ「ふあっ!…う…ぐ、俺君、俺君硬いね、すっごく硬…い。」
柔らかく、けれど熱いぬかるみに全体を包まれ、それがぎゅうぎゅう締め付けてくる。あまりの気持ちよさに、メグミさんの事も忘れて余裕もなく、すぐに自分の快楽だけ考えて腰を振りだした。もう腰が溶けるかと思った。
めったやたらに腰を振る。くちゃっくちゃっくちゃっくちゃっ!どんどんスピードが上がっていく。くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ!!!
メグミ「あ、あ、あ、あ、あ!こわれる!こわれちゃうよ!!」
ひわいな粘膜の音とともに、俺の背中に両手を回し、もうはっきりと涙を流しながら、口をパクパクさせ、髪を振り乱して苦しそうにあえぐメグミさん。
やがて、ちゃぷっ!ちゃぷっ!ちゃぷっ!ちゃぷっ!ちゃぷっ!水面をたたくような音に変わったとき、あぁまだ入れて直ぐなのに…。でも、でももう行きそうだ!まるで童貞じゃん!。
俺「メグミさん!メグミさん!メグミさん!グッウ!!行きそう!!」
メグミ「ひっ“ひっ“ひっ“ひっ“ひぅっ!きて!きてっ!」
まさにその瞬間、中はまずいって、腰を引いて抜こうとしたときだった。メグミさんは俺の腰に足を絡めて引けないようにした。え?
あ…ビュウッビュッビュッ
今度こそ腰が溶けたかと思うほどの射精感。徐々に力が抜けていく。そして
俺「はぁはぁはぁ、メグミさん…」
メグミ「あ…あ、出てるの分かる…大丈夫だよ。迷惑かけない…から」
それから。
2人仰向けになって呼吸を整え、少し休んだ。お互いのからだを拭いてから、どれほど休んだか、今度はどちらからともなくキスをして、ゆっくりていねいにセックスをした。愛を感じ中に出した。
カーテンを開けて、ガラスサッシにメグミさんを押し付け、後ろから外の景色を見ながら、バックで挿入して中に出した。メグミさんの股間からは精子がポタポタと落ち、ラグに精子がしみこんでいく。それを見たら興奮して対面座位で挿入した。中に出した。
いつの間にか日が暮れて、おなかがすいたねと裸のままキッチンに立つメグミさん。後ろから抱きしめて胸をもみ、前を向かせ両足を広げて立たせ、指を入れてかき混ぜた。メグミさんは足をがくがくさせて、潮を吹き床がべちゃべちゃになった。そのまま片足を持ち上げ挿入した。中に出した。
体がベタベタだと2人で風呂に入り、からだを洗いっこし、浴槽を跨ごうとしたメグミさんの片足を、浴槽のへりに置いて股を開かせた。クリとビラビラをグチャグチャに舐めてから背面座位で抱き、両乳首をいじりながら中に出した。
ふたたびベッドで横になり、俺のをフェラしてもらって、流れでシックスナインとなる。メグミさんの希望で騎乗位をし、最後はバックになって思い切り突いた。尻肉が波打っているのを見ながら中に出した。
夜も更け裸のまま、ベッドでうつらうつらまどろんでいたら、メグミさんが俺のをまた咥えてフェラしていたから、さらにたくさんキスマークを付け正常位で挿入した。中に出した。
朝が来てレースのカーテン越しに日差しが差し込み、横で眠っているメグミさんを見たら、メグミさんも起きてきて、おはようって言ってから、無言で股間を触りあい、指で一度行かせてから、対面側位で挿入した。中に出した。
しわくちゃのシーツ、ベッドの上は染みだらけで。疲れ切ったのか、仰向けで足を広げ閉じることもなく、荒い息で惚けた顔のメグミさん。開ききってやや赤く充血した膣口から、精液がとろり垂れ流れていた。
部屋は若い男女の体臭と汗、精液と愛液で空気がよどみ、もはや柑橘系とは程遠い、酸っぱいような、動物のすえたような匂いで充満していた。
でも俺はその匂いに酔いしれた。…そしてとても、とても幸せだった。
…半年後。
メグミさんはこうじさんと結婚し、俺は今、結婚式に参加している。清楚な純白のウエディングドレスはとてもきれいで、こうじさんと2人笑顔で幸せそうだった。目立たないように、遠く末席でおとなしくしていたのだが、式の最後の方で彼女と目が合う。
…なぜかその瞳はうるんでいて、切なそうなさみしそうな顔をしていた。
(了)
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