セクシー女優とのワンナイト
僕はまだ社会人になりたての頃、ある地方都市に住んでいた。地方都市と言えば、響きが悪くなるかもしれないが、新幹線が停車する駅があった。
だから、街全体の雰囲気は田舎でも、夜の繁華街の雰囲気は20代の僕をくすぐった。
当時、仕事のストレスをナンパで解消していた。ワンナイト狙いだ。ナンパといっても、街で話しかけるわけではない。
僕には唯一の飛び道具があった。英語だ。英語が話せることを活かして、インターナショナルパブに繰り出す。
そこにはたくさんの外国人がいて、もちろん女の子も集まってくる。
あくまで、「落とせる女」しか狙わない。
露出度が高く、酔いがある程度回っている女を見つけたら、あとは仕掛けるのみ。
女がカウンターに注文をしにいったら、その近くに座っている外国人に英語で話しかける。
女はこちらを向き、そして感動をジェスチャーで示してくる。
「え?英語話せるんですか?」のように。
こうなったら、もう勝負はほとんどついている。
予想通り、こちらに近づいてきて、スキンシップをとってくる。
その時、僕の頭の中に電流が走った。
「おいおい、この女見たことあるぞ?」
なぜこんな地方の街に、ある程度名の売れたセクシー女優がいるんだ。
僕の頭は混乱したが、女は話し続けてくる。
セクシー女優は普段の生活では衛生上の観点からナンパに引っ掛かるようなことがないと聞いていたし、まさか本当に目の前に作品を見たことのあるレベルの女優がくるとは思ってもいなかったから、動転を隠せない。
彼女はスレンダーで、滑らかな肌をしていた。ボディラインが見えるワンピースを着ていた。
彼女の有名な作品の中には、顔射ものがあった。
僕は物心ついた頃から顔射ものが大好きだったし、こんな綺麗な女があんなに多くのおっさんの精子を浴びていたのだと思うと、ゾクゾクした。
「あ、気がついちゃった?」
女が僕に聞いてくる。
「そりゃあ、気づくよね。私かなり出てるし。」
「いつも観てるよ、とは言いにくいもんだね。」
「どの作品を見てくれたの?」
「あの、おっさんにかけまくられるやつ。」
「ええ、あれ?あれが一番好きだった?ど変態じゃん。」
彼女は気さくな女性だった。自分がセクシー女優であることも、変わった作風のものに出演していることも、何も恥じる様子がなかった。
「ねえ、どうして英語話せるの?外交員か何か?」
僕は思わず笑ってしまった。彼女の中では英語が話せる=外交官になってしまうのだろう。
「まあ、そんなとこかな。」
「へえ、すごいね。私、賢い人が好き。」
彼女はお酒を飲みながら、僕の腰に手を回してくる。
僕は彼女の胸に手を置き、「ドキドキしてる?」とおどけてみた。
「もう、すんなり触っちゃって。」
「大きいね。」
「でも、もう見ちゃったんだもんね。」
「見られたら興奮するものなの?」
「ううん、その逆だよ。本当にストレスだよ。飲まないと体がもたない。」
僕たちはその場でキスをした。周囲の騒音で僕たちの行為はかき消されるし、そもそもバーでそういう行為があっても誰も気に留めない。
舌が僕の口の中に入ってくる。セクシー女優のキスを経験しているのだと思うと、意識が飛びそうなほど興奮を覚えた。
「俺、涎が好きで。」
「ザーメンものが好きなくらいだもんね?」
彼女は僕の口の中に粘りっこい涎を垂らしてくる。
「ホテルいこっか。」
「そうだね。」
僕たちは安いホテルに駆け込んで、玄関先でキスをした。
彼女のワンピースを脱がせると、黒のレースの下着が顕になった。
彼女の乳首を口に含むと、「舐め方がいやらしいね」と彼女。
自分の胸に涎を垂らしてくる。
僕は涎を彼女の乳首に馴染ませていく。彼女の吐息がどんどん荒くなる。
ビデオで見ている声よりももっと低く、押し殺したような声だった。
「ビデオで見るより最高に可愛いね。」
「あれはあくまで作品だから。感じちゃうと、こういう声になっちゃう。」
「お願いしていい?」
「顔射したいの?」
「うん。」
彼女は手のひらに涎をたくさん垂らして、僕のペニスに染み込ませた。
ギンギンに勃ったペニスは特大サイズに膨れ上がっていた。
「大きいね。口に入るかな。」
そう言いながら、彼女は僕のペニスに吸い付く。
玉を手で転がしながら、乳首も触りながら、僕のペニスをジュポジュポ音を立てながらしゃぶっていく。
「我慢汁出てる。可愛い。」
お酒に酔ってはいたが、セクシー女優とのプレイに興奮しないわけがない。
彼女の温かい肌に触れて、僕のオーガズムがやってくる。
「顔にぶっかけていい?」
「いいよ、ぶっかけていいよ。」
僕は彼女の顎を掴み、顔を固定した。そして、肥大したペニスが脈を打ちながら白くて濃いザーメンを彼女の顔目掛けて吐き出した。
彼女は僕のザーメンを顔で受け止めながら、「ああん」と喘いでいる。
そのあとは、すぐに本番に入った。
彼女が僕をベッドの上に寝かせ、スカートを脱ぐ。パンツを下ろさずに、少しだけずらして割れ目を出す。そこに僕の回復したてのペニスが滑り込んだ。
「生でいいの?」
「撮影前の検査で落ちたら恨むからね。」
騎乗位で腰を振る彼女の動きは、まさに「杭打ち」と呼ぶに相応しいものだった。
お尻がクイクイと動き、そして小刻みに膣を締め上げてくる。
味わったことのない快感に、僕はすぐに悲鳴をあげた。
「いっちゃう、いっちゃう。」
「いいよ、◯◯くんのザーメンちょうだい。」
まるでビデオのような台詞回しに、僕は興奮の最高潮に。
そのまま彼女の膣の中にザーメンを大放出した。
「元気だね、このヤリチン君。」
彼女との関係はその後しばらく続いたから、彼女とのエッチを回想する日はまたやってくると思う。
(了)
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