快感に変わって歯止めが効かない学生時代
高校の時、少しして先輩に友達を紹介されて、付き合い始めた。
付き合う意味もわからなかった。
きっとあのころのわたしは、「えっち」という言葉の意味
を考えることもなく、付き合えたことに浮かれていた。
何もかも初めてで、どうやって付き合うのかわかんなかった。
やることなすことすべて、なんでも初めてだったから・・・。
キスとディープキスがなんなのかも知らなかった。
なんでもやらせたし・・・。
なんでもさせればそばにいてくれるとおもい、電車の中で彼に
胸や下半身を触られても、それが当たり前だと思い込み、平常
心でいるわたしがいた。
何度も繰り返すうちに、いつしかそれが快感になった。
「気持ちいい」と感じる自分がいた。
「またやってほしい」
「やられてるの人にみられたい」
と、心のどこかで思っていた。
電車に乗るのもいつしか、ノーパンや際どいスカートになってい
った。
タイツも履く時と履かない時が出てきた。
「すぅすぅ」するのがきもちよかった。
これが濡れるということに気づいた瞬間だった。
彼のとこに向かう途中、痴漢にあい、スカートから手を入れられ
そうになった。
「うっこれが痴漢か」
とはじめて気付き、わたしも1人の女として見られたことに喜びさ
え感じた。
このことがあり、彼と会う時も自然とタイツは履かず、ノーパンに
ノーブラになった。
Tシャツからすける乳首や、短めのスカートから見えのぞく陰部を
みてほしくて。
そのうち、エッチは電車の中でみんなに見られないかスリルを味わ
いながらやったり、駅のトイレで隠れてやるようになった。
電車の中は隠していたとはいえ
「ぐちょぐちょ」
と音がしていた。
今、思うとドキドキする。
俺の上に座ってと言われたときもある。
それで、上から膝掛けや制服で見えないようにして触られた。
感じないように、声を出さないようにするのが精一杯だった。
トイレではディープキスに、手で服を捲り揚げられ、乳首に吸いつかれ、陰部を触られつづけた。
手を縛られたこともある。
好き好き確認しながら、犯されていく。
不思議と閉じていた足が自然と開かれ、嫌な格好になっていた。
ここでも、外に漏れないように必死だった。
ヌルヌルの陰部がどうしようもないのに。
何度も何度も生でつかれ、精液が漏れる。
口の中にも出され気持ちが悪い。
中でしてとお願いする。
何度もいって、こんなにも気持ちいいのに声が出せないことが苦しい。
気持ちいい半分のスリルしかなかった。
(了)
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