女装だけで満足していた私は彼が出来たら気持ちが変わりました
私は性自認は女性、恋愛対象は男性です。ただ、去勢したり性別適応手術を受けて女性の身体になりたいという気持ちはありません。そもそも私には結婚の願望はなく、男性の身体のまま女装を楽しんでいました。
ただ、女性ホルモンの接種もしていないのに身体に僅かですが胸が膨らんできて、腰にもキビレが出来るようになりました。何故なのか私には分かりません。
顏はいつもお化粧をしているので、最近は街を歩いていても男性だと思われることは無くなりました。服も女性用のLサイズがピッタリで、靴も女性のパンプスが普通に履けます。
それでも普段は男性の姿で仕事をしているので、会社の人たちは私が自宅や休みの日に女性の姿で過ごしていることは誰も知りません。勿論、私は女性の姿で働こうという気持ちはありません。
今まで憧れた男性はいたけれど、好きになって女としてお付き合いしたいと思った男性はいないし、告白したこともありませんでした。
でも、そんな私が初めて、自分の気持ちを伝えたい人が社内に現れました。そして、二人だけになった時につい女言葉でその男性に話しかけてしまったのです。
勿論、彼の女になりたいとか抱かれたいと思ったからではなく、女の姿で自分の気持ちを伝え、一度だけでもいいからデートしたいと思ったからです。
彼は私が女装をすることも、家では女性の姿で暮らしていることも知りません。だから、女装した私がいきなり現れたら驚くかもしれません。でも、私は心からそうしたかったのです。
彼はデートをするつもりで来るわけではなく、映画を見た後に軽くお酒でも飲もうと私が誘ったのです。でも、綺麗に女装して現れた私を見て彼は直ぐ私の気持ちに気づいたようです。
彼に「綺麗だよ」と言われるとその瞬間に私は外見だけでなく、心も女になっていました。そして、彼の腕につかまりました。
映画を見ている間もずっと彼の手を握っていたので、映画の内容は全く頭に入りませんでしたが、私は幸せな時間を過ごしました。
そして、彼とお酒を飲んだ後に私が彼に枝垂れ掛かるとそのまま彼にホテルへ連れて行かれました。そして、驚いたことに彼は私の性癖を既に気付いていたのです。
彼は「いつも僕は君の視線を感じていたから、君の気持ちはなんとなく感じていたよ。初めて君に女言葉で声を掛けられた時は驚いたけれど、僕の目に間違いがなかった」と言いました。
そして、彼は私に唇を重ね、「好きだよ」と言ってくれました。私は服を脱がされ、下着姿になると彼にベッドに押し倒され、そのまま抱かれました。
彼は私のアナルに唇を当て、舌を使ってゆっくりほぐしていきます。そして、彼の指が中に入ってくると初めての私は痛みを感じましたが、唾液を使ってゆっくりほぐしてくれました。
凄く慣れた手つきだったので、私は直ぐに彼の性癖を理解しました。彼は私の気持ちが熟していくのを待っていたようで、彼の予感は的中したのです。
彼の固くなったペニスを感じると私は彼を迎えるために大きく股を開きました。そして、ヌルヌルになった彼のペニスが挿入されるともう痛みはなく、根元まで埋めたペニスがゆっくり動きだしました。
私には初めてのアナルセックスなのに彼が腰を動かす度に悦びが全身に伝わります。そして私は喘ぎながら彼のペニスが抜けないようにしっかり締め付けました。
すると彼のうめき声が聞こえます。「ウー、気持ちいい。出そうだよ」と言うと激しく腰を使い、絶叫しながら私の中に大量の精液を流し込みました。
私は抜け落ちた彼のペニスを咥え、嬉しそうにしていると彼は「可愛いよ」と言って、私の身体の隅々までキスをすると「やっと君に自分の気持ちを伝えることが出来たよ。僕は今まで君に気持ちを伝えることが出来なかったんだ。でも、君のお陰でこうなることが出来た」と言って抱きしめてくれました。
そして、彼は「もう一度してもいいかな?」と言いました。正気に戻ってしまった私は彼に裸にされて抱かれているのがとても恥ずかしく、顔を隠して後ろを向きになって「いいわ、貴方のオチンチン大好きヨ」と言って、また固くなり始めたペニスを握りました。
彼は一度中で果てたので私のアナルはまだ彼の精液で一杯です。しかも私のアナルは緩々です。そこにまた固くなったペニスを挿入した彼はさっきより激しく突いてきます。角度を変えて突かれるたびに私の身体に悦びが湧き上がり、身体を弓なりにしてしまうくらい感じてしまいました。
私は彼がイクまでに二度絶頂を感じ、勃起していない小さなペニスから透明な液が流れるのが分かりました。でも、射精した絶頂感とは違います。彼は私が身体をヒクヒクさせて痙攣しているのを見て中イキを確信したみたいです。
そして、最後は彼が激しく腰を使い、二度目の激しい射精をしました。私は「一度出したのに凄く多いよ。嬉しいわ」と言うと彼はもう私のことお前と呼び「お前の身体が素晴らしいからだヨ」と言いました。
それから私たちは会社で出会うと目だけで合図をするようになり、週末は女装をして彼の家に行き、毎週暮らすようになりました。
私は今では女の姿が板につき、夫婦のように一緒に買い物に行ったりしています。隣に住んでいる人に「奥さん」と言われると驚いて、顔が赤くなってしまうんです。
私は今まで絶対に女性ホルモンはしないと決めていたのに、今は女の身体が無性に欲しくなりました。そして、私の頭には「妻」という言葉がはっきり見えてきました。
(了)
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