ペニスを取って女の身体になることを嫌う彼の性癖

・作

私は30代半ばにしてバツイチになりました。私に女がいるのではないかと疑っていた妻は興信所を使って私の行動を調べたところ、私の相手が女性ではなく、男性だったことがわかり、直ぐに離婚を切り出しました。

 

女性との浮気や密会で離婚になるケースは幾らでもありますが、相手が男というケースは少ないのではないでしょうか。

 

結局、子供もいなかったことからスムーズに離婚に至りました。ただ、ショックだったのは最初だけで、バレてしまったことで寧ろ晴れ晴れした気持ちになったのも事実でした。

 

その後も色々なことがあって、その時の男性とは別れてしまいましたが、私にとってその後に素晴らしい出会いがありました。

 

結婚前のように女装のお友達を遊ぶ機会が多くなり、お友達の集まるあるお店で私にとって素晴らしい出会いがありました。

 

その方も私と同じようにバツイチの男性で、ゲイという自分の性癖を隠して結婚し、失敗した一人でした。「自分の正直に生きるのが一番だよ。隠しているのはとても辛いことだ」という彼の言葉が私の胸に響きました。

 

しかも、その男性は女性の姿をした男性が好きという私の性癖にはピッタリの人でした。二人とも独身なので不倫ではないし、恋人同士と言っても困ることは何もありませんでした。

 

そして、彼は女性的な私の性格や身体を心から喜んでいて、会えば必ず彼に抱かれるようになり、ホテルで一夜を過ごすことも多くなりました。そして、私はもう隠すものも無くなり、ホルモン治療も始めました。

 

彼は私の敏感な乳首を責めると私が声を漏らし、身体を震わせるのが嬉しくて、アナルは勿論、身体も次第に彼に馴染んでいきました。更に言葉遣いや仕草が女性のように変わっていく私に一緒に暮らしたいと言うようになりました。

 

ただ、困るのは今の仕事をどうするかという事です。もし、一緒に暮らすことになれば私は女性としての暮らしを望んでいます。でも、今は男性社員と働いていて、しかも会社は私が女性のように変わっていく姿に気が付かない訳はありません。

 

彼に相談すると出来れば普通の夫婦のように暮らしたいと言います。ただ、会社は私を女性社員として働くことをみとめてくれるでしょうか? 更に急に女性社員に変わった私を周りはどう思うでしょう。

 

正社員として採用した者を性別の変更で差別することは許されませんが、同じ職場で働くことが出来なくなることはなんとなく分かり、転勤を匂わせてきました。そして、出来れば退職して欲しいという担当者の態度がなんとなく透けて見えました。

 

そこで私が正論を叫んで無理を通そうとすれば、確実に居づらくなるのは分かります。私は仕方なく退社の道を選び、近くでパート社員として女性として働ける場所を探しました。

 

そして、私たちは夫婦として一緒に暮らすようなり、周りからも私は「奥さん」と呼ばれるようになりました。それは私の取って歓びになったのです。

 

朝、彼を仕事に送り出し、それから家事を済ませると私はパート仕事に出かけます。そして、定時で仕事を終えると買い物をして家に帰り彼の帰りを待つ生活になりました。

 

ただ、普通の夫婦と違うのは彼との夜の生活です。彼は私のホルモンで大きくなった胸を揉み、一番感じる乳首を責めます。そして、私のパンティを脱がしてペニスを指さし「これは何だ」と言います。

 

私は恥ずかしそうに小さな声で「はい、オチンチンです」と言います。すると「女のお前に何でそんなものが着いているんだ」と言います。

 

更に「お前は淫乱だからそんなものが生えてきたんだな。本当の男のチンポでお前にお仕置きをしてやる」と言って私のアナルに彼の巨大なペニスを突き刺します。

 

彼のオチンチンは本当に大きく、毎晩彼に挿入されると身体が二つに割かれるように感じます。彼が私の奥深くまで入れると内臓まで届きそうになるのです。

 

そして「お前の子宮まで届いたぞ。今日も中出ししてやるからな」と言います。私は「今日は生でしたら子供が出来てしまいます」というと「子供が出来たら一緒に育てよう。俺たちの子供だ」と言います。

 

私は嬉しくて彼が腰を使う度に喘ぎ声を上げて「もっと、もっと激しく突いて」と言ってしまいます。

 

彼は汗びっしょりになって私の中で射精するとそのまま眠ってしまいます。私も彼の身体に抱き着きながら幸せいっぱいな気持ちで眠りに着きます。

 

このまま朝になったら私のオチンチンが無くなって女の身体に変わっていたらどんなに素晴らしいだろう。と思いながら眠りに着くと、私はお腹が大きくなっている自分や子供を抱きながらオッパイを飲ませている自分の夢を見ます。

 

そんなことは絶対にないのは分っていますが、夢の世界では私に子供が出来て家族三人で暮らしているのです。

 

私は彼のために「手術をして身体を女性に変えよう」といったことがありましたが、彼は「私はお前のようにオチンチンの着いた女が好きなんだ」と言って反対します。

 

毎晩のように私の小さなオチンチンを見て「役立たずの小さなチンポだな。そんなもの取ってしまえ」と言いますが、このオチンチンが無くなると彼の楽しみが無くなってしまうんです。

 

そんな彼の楽しみを奪うようなことを私はしたくないので、このままずっとオチンチンを着けておこうと思っています。幾ら役立たずのオチンチンでも私たちにとっては大事な絆なので

 

(了)

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