何度も会った仲なのに一度も身体を合わせていない女王様
私は以前、SMグッズやアダルト商品の通販サイトに商品の説明や使用コメント、更に関連したアダルト系のコラムを毎週のように書いているアダルトライターでした。
そして、たまに会社から多くの男性用の責め具や拘束具などのSMグッズや女装用のセクシーなランジェリーが送られてきます。その一つひとつを使ってみて、画像や使用した感想などを記事にして送る仕事もしていました。
ただ、どうしても一人では着けることが出来ない商品や撮影の出来ないものもあります。そのような時は知り合いの元女王様にお願いして着けて貰ったり、撮影を頼んだことがありました。
彼女は通販サイトの女性担当者に紹介して貰った人で、学生時代にSM倶楽部でアルバイトをした経験のある彼女のお友達でした。
素人では男に拘束具や責め具を着けることが出来ないので、アナル責めや尿道責めのグッズ、緊縛用のロープなどの撮影は経験のある彼女の手助けが無ければ出来ませんでした。
特に鞭で打たれているシーンや蝋燭を垂らしした身体などは絶対に一人ではできないので、とても助かります。そして、撮影が終わると私はそれらのグッズを使って彼女に調教され、苦しさと楽しさの両方を味わうことが出来る特典がありました。
勿論、私は彼女にはお礼をするので、彼女にはいいアルバイトになっていたようです。ただし、主婦なので昼間の時間だけで夕方のラッシュ前には買い物や家事をするために帰ってしまいます。そんな彼女ですがプレイは本物で、私を言葉責めにする口調も昔のままなのです。
真新しいロープで私を縛った後、剥き出しになったアナルへ巨大なディルドを入れ、「そんなに善がり声を上げて気持ちいいの?」と聞きます。私が「気持ちいいです。もっと突いてください」というと「変態!」と言ってお尻を思いきり叩きます。
私の大きく開いたアナルに手を入れ、「このままフィストしてあげようか?」と言われ、私が「お願いします」というとローションでたっぷりヌルヌルにしたアナルへゆっくり手を入れてくれました。「入ったよ。中で動かしてあげるね」と言いながら握った手を拡げます。
フィストは多少の苦しさはありますが、中で手が動く喜びは他の責め具では絶対に味わえない喜びがあります。そして、手を抜く時の快感は絶叫してしまう程の悦びを感じました。
そして、「さっきの撮影ではブジーは使ったけれど、尿道プラグは使ってないから入れてあげようか?」と言いました。
尿道プラグにはブジーのようにスベスベではなくボールを繋げたものや幾つも刻みの入ったものがあります。尿道の先から入れられると痛いのは最初だけで、プラグが中に入って動き出すと気持ち良さが伝わってきます。
しかも、抜き差しをされるとオナニーよりも気持ちがよく、私は「イキそうです」と言ってしまいました。
彼女は「ここでイカせてしまったらつまらないわ。たっぷり尿道が開いたから私の指を入れてあげる」と言いました。彼女の小指はプラグよりもかなり太いので本当に入るのか心配でしたが、指にローションをタップリ塗るとゆっくり指を尿道に沈めていきました。
「入ったわ。痛くない?」と彼女が聞きましたが、痛みは感じません。ゆっくり指を抜き差しすると私の足が震えだし腰が動いてしまいます。そして、「イキそうです」というと「このままイッても良いわよ」といわれました。
私はうめき声を上げ、彼女の指の隙間から垂れるように精液が流れ出しました。そして、彼女が指を抜くと一気に精液が噴き出してきたのです。私はこれまでこんな気持ちのいいオナニーをしたことが無かったので身体の震えが止まりませんでした。
彼女は「そんなに気持ちが良かったの。でも、私の前でイッてしまったからお仕置きをしね」と言い、私はまだ、ロープで縛られたまま、ペニスに真っ赤な蝋を垂らされました。
「熱いでしょ。でも、我慢しなさい。亀頭を蝋で固めてあげるわ」と言ってペニスが真っ赤になるまで蝋を垂らしました。
調教が終わって私のペニスが情けなく小さくなるとロープを解いてくれて、自分はお風呂に消えていきました。
そして、シャワーを浴びてくると、私に「蝋は綺麗に落とした? 下水に流してはダメよ。お湯を貯めておいたから、お風呂に入ってらっしゃい。今日は縛られたからしっかり痕が消えるまで温まってくるのよ」と言って自分は着替えを始めました。
私はロープや調教に使ったグッズを片付けてからお風呂に向かいました。ゆっくり温まって出ていくともう彼女は着替え終わっていてコンパクトを持って化粧直しをしていました。
普段着になって普通のおばさんに戻ってしまった彼女にはもう女王様の片鱗はありません。
私は「今日はありがとうございました。とても助かりました。そして、凄く楽しかったです」といて彼女にお礼を渡すと嬉しそうに封筒のままバッグに入れます。
そして、「遅くなると電車が混むから帰りましょう。また、困ったことがあったらメールしてね」と言って、一緒に出ると目立つからと言って先にホテルを出ていきました。
通販サイトが廃業したため、今はもう会わなくなった彼女ですが、彼女とは凄く身体の相性が良かったので、時々彼女のことを思い出します。何度も会ってラブホに通った仲なのに一度もセックスをしたことのない女王様と奴隷の関係でした。
(了)
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