実はドMだった、高飛車マダムと空港近くの公園で

・作

実はドMだった、高飛車マダムと空港近くの公園で

 

僕は自宅近くのコンビニで働いている

立場はチーフということで、チーフといえば聞こえは良いが、要するに様々な困ったお客様やクレームの対応が役目

 

人当たりは柔らかいのでいままで本部も巻き込むほどの大きなトラブルは起こしていない

だが、疲れる

 

2か月前くらいからほぼ毎日うちの店に来る、歳の頃は40代半ばから50代に入ったかくらいの女性のお客様がいる

会社勤めなのか、うちの店が駅チカだからなのか、必ず朝7時〜8時の間に来る

いつもタイトめのパンツスタイルにジャケットで、キャリアウーマン然としたファッション、ショートヘア、エロさを感じさせるややぽっちゃり、僕の肩口くらいに頭が来るので160センチくらいかな

たまに白いパンツの時はうっすらと下着の色が透けて見えてしまうのはサービスショットかな

一度はヤリたいと、実は思っていた

 

顔はどことなく女優の天海祐希さんに似ているからなかなかの美人で僕の好みなのだが、物言いがきついのだ

 

特に若い女性のバイト君にはまるで怒っているかのような口調なので、彼女が来店するとそそそーっとみんなレジから消えてしまう

そこで、残された僕がいつも彼女の対応をする羽目になる

その分僕は彼女とのやりとりが多いので、彼女の好みの振る舞いや好きな食べ物がある程度わかる

女としても僕の好みなので、みんなが言うほどイヤじゃない

 

「今日からチキンの新しい味が新発売になりましたよ」

「チキン、お好きでしたよね?」

 

「あら、じゃあひとつ入れてちょうだい」

 

「ありがとうございます」

「レジ袋は…いらないですよね?」

 

実際にはクレームを入れられたことはないのだが、切口上なのが玉にキズ

 

もっと、柔らかく話せば色っぽいし、いい女の部類なのだがなぁ…

 

梅雨入り間もなくの頃

バケツを引っくり返したような通り雨が襲ってきた

いきなりの土砂降りで駅の軒下も人で溢れていた

すると小走りで彼女が店に入ってきた

しばらく店内をあれこれ物色しているが雨宿りが目的なのは明らかだった

グミとドリンクをレジに持ってきた

 

「すごい雨ですね」

 

「困っちゃうわ」

 

「ご自宅は遠いのですか?」

 

「歩くとちょっとあるのよねぇ…」

 

そう言うと彼女は出口に向かったのだが、外に出る勇気はないらしい

僕は看板の下で空を眺めている彼女のもとに行き、

「僕は今日は間もなく上りなので、車で来ていますから 送っていきましょうか?」

 

「えっ? いや、いいですよ 悪いから」

 

「いえいえ、大したことないですよ 僕の家も近いし」

「駐車スペースの、横で待っていてください すぐに来ます」

 

僕はちょうど5時でタイムカードを押して、駐車スペースの一番奥に止めた車に彼女を誘導し、助手席に乗せた

 

「ホントにいいの? なんか悪いわ」

 

「じゃあ、その分、これからもうちの店を使ってください」

 

僕はゆっくりと車を出した

 

相変わらず雨は土砂降り

 

「夕食の買い出しとかは、いいんですか?

立ち寄りますよ?」

ハンドルを操りながら僕は言った

 

「今日は一人だから…うちにあるもので済ませるから大丈夫よ」

 

「了解しました」

さっきから、彼女から良い香りがときおり香ってくるのだが、これがまた熟した女性に相応しい微妙に甘いテイストで、僕は少しドキドキしている

 

「あなたは? 晩ごはんとかは?」

サガラさんが訊いてきた

「僕は独り身ですからカップ麺でも食べますよ」

僕は答えた

 

「それは健康によくないじゃない」

 

サガラさんはそう言ったあと、少し間をおいてから

 

「送ってくれたお礼にご馳走するからどこか食べに行こう」

 

「えっ? ホントですか?」

 

「ええ、なんでもいいわよ」

 

ちょっと一発僕は嬉しかったが、あいにく車で移動しているから、進路を変更して自宅エリアからは遠ざかるけれどなんとなく洒落たファミレスへと向かった

 

席につき、料理のオーダーをしたあと改めて自己紹介をした

 

「サトウです 今朝も◯◯でサラダとチキンを売りました」

 

「サガラです そうだったわね」

 

「毎朝ほぼ同じ時間に来ていただいておますよね お勤めですか?」

 

「小さい設計事務所を経営しているの」

「すごいな 社長さんですか」

 

「そんなんじゃないわよ 社員5人の小さな事務所 離婚した亭主から引き継いだのよ」

 

「でも、すごいじゃないですか」

 

「たまたま一級建築士の資格を私が持っていからっていうだけの話よ」

 

「社長業も大変なんだろうな ストレス溜まらないですか?」

 

「そうねぇ…社外の人間から女だからって舐められないように気は張ってるわね」

 

「ストレス発散とか、してます?」

 

「ストレス発散ねぇ…うん、笑わない?」

 

「笑いませんよ どんなことしているんですか?」

 

テーブルに届いた料理を食べながら、話が進む

知り合いのコンビニ店員という気安さがあるからか、あるいは普段プライベートで話す相手がいないからなのか、お店では高飛車な口調のサガラさんが柔らかい口調でよく喋ることに僕は驚いた

 

「あのね、飛行機を見に行くのよ たまに」

「飛行機…ですか 飛行場とかに?」

 

「ううん、飛行場の近くに海浜公園があって、そこは離陸していく飛行機が間近で見られるのよ そこでバーッと飛び立ってゆく飛行機をぼーっと眺めていると…頑張るぞ、という気持ちになれるのよ」

「仕事で外回りの時にね、車で行ってぼんやり眺めているのよ なんかさみしい女?」

サガラさんが微笑んだ

 

「いやいや、でも、彼氏とかは? いないんですか? モテそうだけどな」

 

「フフッ こんなオバちゃん誰も相手にしないわよ」 

と、サガラさんが笑った

 

「そうかなぁ…すごく魅力的だと、あっ、すみません 変なこと言いましたね」

 

いつの間にか時刻は間もなく午後8時になろうとしていた

すでに雨はあがっていた

 

僕達はファミレスを出て車に向かった

 

朝まで単なるお客様だった人が、いまは旧知の友人なように親しくなれたのは幸運だった

多分、歳は僕より10歳は年上か

 

まだ、濃厚な色気を残すサガラさんを助手席に乗せて僕は提案した

「このまま家に帰るだけなら 今からその公園に行って飛行機を見に行きませんか?」

 

「ええっ? ほんとに? おうちはいいの?」

 

「僕はどうせ帰ってもすることないし サガラさんが疲れてなければ、ですけど」

 

「楽しそうね…行ってみよっか?」

 

それからおそよ40分くらいで海浜公園に着いた

 

駐車場からのんびり歩いて滑走路の真下にあたる手すりにつかまって空を見上げる

ゴーッという音ともに運河をわたって旅客機が腹を大きく見せながら飛び立って行った

 

その迫力に僕は少し圧倒された

 

「すごいな…迫力ありますね」

隣に並んで見上げているサガラさんに話しかけた

 

「そうでしょ? どこへ向かうのかな…とかぼんやり考えながら見ているのよ」

 

そして、しばらくの間僕達は次々と離陸してゆく旅客機を眺めた

「少し 寒い…」

 

サガラさんが僕にピタリと身体を寄せてきた

 

僕は思い切ってサガラさんの肩に手を回したが、拒まれなかった

 

「なんか…恋人同士?ですか?」

 

「こんなオバちゃんに何言ってるの」

 

「いやぁ…かなり魅力的ですよ」

 

「本当? 本当にそう思ってるの?」

 

「まだまだ、イケますよ」

「嘘でも嬉しいな」

 

僕は肩に回した手でサガラさんの顔をこちらに向けて軽くキスをした

すぐにそれは濃厚なものになり舌が絡まりあった、

「はぁ…」

サガラさんが切なげに吐息を漏らした

 

僕はサガラさんの脇の下から手を差し入れてブラウスの上から乳房に触れた

服の上から見るよりもボリュームがあり、柔らかかった

 

「ダメッ…ダメよぉ…誰かに見られちゃう…」

 

僕は構わずにブラウスのボタンを外して手をもぐり込ませてブラジャーの上から胸を揉みしだいた

 

「アッ…イヤン…」

ややたれ気味だが、柔らかな乳房の感触に僕はすでに勃起していた

 

「ダメッてばァ…誰か来ちゃうよぉ…ウッ…アア…」

 

サガラさんかが腰をくねらせながら囁くように抵抗する

 

僕はサガラさんの後ろから身体を密着させて勃起したペニスをサガラさんのヒップに当てた

 

「す…すごい…硬い…」

 

サガラさんの手を導いてスラックスの上から触らせた

 

サガラさんはスラックスの上から僕のペニスを握ると上下にこすり始めた

 

僕はサガラさんのパンツの、ウエストから手を差し入れ、豊かに張ったヒップを申しわけ程度に覆っているTバックショーツからさらに指を進めて花芯に触れた

そこはすでに、ぐっちょり濡れていた

 

「もう グチョグチョですよ」

「サガラさんのオマンコ いやらしいですねぇ…」

 

「フミコって、呼んで」

 

「フミコはエッチなんだ…」

 

「イヤッ…言わないでぇ…」

 

僕はゆっくりと指先でフミコのクリトリスを撫でた

 

「い…いじわるぅ…アア…ダメよぉ…」

 

フミコが背中を反らして振り向き、僕のくちびるを求めてきた

 

「お願い…続きは私の家でして…お願い…思い切り突いて欲しいの…ねっ…お願い」

 

僕達はフミコの家に入った

 

途中の車内でフミコは僕の太ももに手をやり、つまんだり撫でたりを繰り返した

 

「会社を軌道に乗せることに必死で…忘れていたの…」

「女だからって思われたくなくて…」

「男なんて忘れていたわ」

 

フミコの部屋の、小綺麗に片付いた寝室のベットに倒れ込むようにして抱き合いお互いのくちびるをむさぼった

 

僕はフミコのパンツと白いTバックショーツを一緒に剥ぎ取り薄いヘアに覆われた花びらに口をつけた

 

「待ってぇ…シャワー浴びたいの…」

 

「ダメ…フミコのメスの匂いも嗅ぎたい」

 

「ああ…そんな恥ずかしいこと言わないでください…」

 

両足を大きく開いたフミコの花びらを舌先で舐めながら乳首をこりこりとつまんだ

 

「ああ…イイ…もっと…もっと乳首をいじめてください…」

 

僕は乳首をつまむ指先に力を加えた

 

「すごく…すごくいい…ああ…もう…もうイッちゃいそうです…」

 

「ああ…いい…イキそう…はぁ…イクッ、イクゥ」

 

フミコが背中をのけぞらせて達した

 

僕はフミコの口元にペニスを近づけた

フミコがペニスを握ると口に咥えた

根元をしごきながらぽってりしたくちびるに咥えられて僕のペニスは再び屹立した

 

僕はフミコをうつ伏せにして、ヒップを持ち上げるとそこにペニスをあてがい、一気に挿入した

「アアァー…す、すごい…」

フミコが頭を枕に押し付け叫ぶように喘いだ

僕はフミコの腰を両手でつかみ、腰を突き立てるように挿入を繰り返した

 

「アアァ…感じるぅ…はぁ…はぁ…すごいですぅ…た、たまんない…」

 

「どこが感じる? 言ってごらん…」

 

僕は果てそうになるのをこらえてフミコに言った

「イヤン…恥ずかしいです…い、言えない…」

 

「言わなきゃやめちゃうぞ」

 

「だ、ダメぇ…やめないで…オ、オマン…」

 

「聞こえないよ…」

 

「オマンコ…オマンコが感じます」

 

「フミコのオマンコ、ヤラシイなぁ…グチョグチョになってるよ…」

 

「アァ…もう…もう…イキそうです…ハァ…ハァ…いい…」

フミコが枕を掴み、すすり泣きながら訴えるのを聞いて僕もピークが近づいた

 

「僕もイキそうだよ…とうする?」

 

「アアァ…このまま…このまま続けてェ…いきそう…アアァ…きて、きてぇ〜」

「アァ…イクッイクッ、イクゥー」

 

フミコが叫ぶように達するのを聞きながら僕も思い切り放出した

 

「…何年ぶりかなぁ…気持ちよかったわぁ…」

 

「中で出しちゃったよ」

 

「もう、上がっているから大丈夫よ」

 

「お願い…今日は泊まっていって」

 

僕を見て懇願するフミコが少女のように見えて、可愛らしかった

 

それ以来、僕とフミコは近いこともあってどちらかの家で頻繁にセックスをするようになった

逢瀬を重ねるにつれてフミコがセックスが大好きなことを知った

 

フミコのベッドサイドのデスクの引き出しにはいくつか大人のおもちゃもあったので僕達はそれも使って愛し合った

 

朝のコンビニで僕達はサインを送り合っている

僕が抱きたい時はチキンをすすめてフミコが買えば了承のサインで僕の家、フミコからチキンを求めてきた時はフミコが抱かれたいというサインでフミコの家ということになる

 

店の人間には相変わらず高飛車なお客様と思われて敬遠されているが、実はドMで従順なのを僕は知っている

 

(了)

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