私の場合、出張は朝早く出発してなるべく午前中に現地に着くようにしていますが、現地で朝一番に会合のあるような場合は前日に東京を出て現地で一泊することがありました。そんな時は会社を出て列車に乗る前に女装をします。先ず、コインロッカーに入れてあった荷物を出してレンタルルームに入ります。そして時間をかけて念入りにお化粧をし、着替えて列車に乗るようにしていました。

都内や近県ではなく、新幹線に乗って地方に行くのは長時間女性の姿で過ごすため多少緊張しますが、両ひざをつけて座り、女性のしぐさを身に着けるにはとてもいい時間です。特に飲みものストローに赤くリップの跡が着いているのを見ると自分が女の姿だということを実感します。

ただ、お隣の方と話をすると声でバレてしまうので、喋ることが出来ないのが凄く辛いのですが、それも女性として過ごす楽しい時間の一部でした。列車が目的地に着くと直ぐにホテルへ向かいますが、ヒールのある靴を履いていると凄く歩き難いです。

そして、前もって女性名でツインルームを予約しているので、問題なく客室へ行くことが出来ます。翌日は男性の姿で出ていくので、二人で宿泊するように見せかけるため必ずツインルームにするようにしていました。そして、荷物を置くと街へ出かけます。

出会いの場として有名なお店を前もって調べてあるので、なるべくお酒の飲めるリラックスできるところに行くようにしていました。いきなり男性に触られたりするような場所は避け、女装者好きの方とお話の出来るお店に行き、お互いに気に入って意気投合してから自分の泊まるホテルへ誘うようにしていました。

いつも平日のことが多いので、中々いい方に巡り合えないことも多いのですが、偶然好みの男性に会えることもあります。そして、私は初めて行った街で素晴らしい方（女装者）にお会いできたことが出来ました。その方はお店に来るときはいつも女装をして男性を誘うことの多いバイの方で、カウンターで私の隣に座り女言葉で話しかけてきました。

私の様子を見て「東京からいらしたの？」といきなり話かけてきました。私は「さっき着いたばかりなの。初めての街だからネットに載っていたこのお店に来たのよ」と応えました。すると「今日は平日だから男性が少ないわ。だから、今日は女同士で遊ばない？」と誘ってきました。私たちはしばらくそのお店でお話してから軽く食事をし、私の泊まっているホテルへ向かいました。

私は女装レズ体験はありましたが、旅先で初めての方とホテルへ行くのは初めてです。部屋に入ると二人で抱き合い、濃厚なキスをしました。私が彼女の股間に手をやると既にスカートの前がテントのように突き出していました。私たちは互いの服を脱がせ合い、シャワールームに向かいました。

彼女はタックしている出っ張りのない私の股間を見て、「心も身体も女の子なのね」と言ってテープをはがすと私のペニクリを剥いて咥えてくれました。私もお返しに彼女の大きくなったペニクリを咥えて唇と舌でご奉仕してあげたのです。

二人揃ってベッドに横たわると彼女は少し大きい私のＡカップの胸を揉んでくれました。そして、乳首を転がすようにソフトタッチで責められるともう私は我慢できずに「お願い、入れてください」と耳元で囁きました。彼女は私を四つん這いにすると腰に手を当てバッグに入れてあった双頭ディルドにローションを塗って挿入しました。

そして、もう片方を自分のアナルへ入れるとお尻を着け合う格好で繋がりました。私はこのような形で繋がるのは初めてで、彼女のゆっくりした腰の動きが私の脳まで届き、凄く刺激的な体位でした。私は身体の震えが止まらず、四つん這いのまま喘いでしまったのです。

彼女はディルドを入れたまま私を仰向けにし、起き上がった彼女が私の上に重なりました。二人で腰を使いながらゆっくり上り詰め、抱き合ったまま二人とも絶頂を迎えました。でも、アナルで繋がったレズプレイでは二人とも射精はしません。

彼女は「アナルで中イキしたのね。私もよ」と言うと私も「凄く気持ちが良かったわ。アナルでイクって素晴らしいわ」と言いながら、繋がったままもう一度抱き合いました。その晩はそれから２回絶頂を感じ、私は眠ってしまいました。

翌日は朝一番で会合があるので、早く目を覚ますと既に彼女の姿はありませんでした。私は手早くシャワーを浴び、男の姿に着替えるとテーブルの上に一枚の書き置きがあるのを見つけました。「昨日はとても楽しかったわ。久しぶりに女同士のプレイをしたの。また、こちらに来ることがあったら連絡してね」と書いてあり、メールアドレスが添えてありました。

私は慌ててスマホを取り出し「挨拶もしないでお別れしてしまい、ごめんなさい。昨日は素晴らし夜だったわ。また、お会いできるのを楽しみにしています」とメールしました。多分、もう会うことはないと思うけれど、女装をしているとこんな素晴らしい出会いがたまにあります。男性に抱かれるのもいいけれど、私は女装レズプレイに溺れてしまった夜を堪能しました。

（了）