一人で地方へ出張するのは女装者の最大の楽しみ

・作

私は以前、マスコミ関係の仕事をしていたため、月に一度は必ず地方へ取材のための出張がありました。女装者の私は知らない土地に行くのは周りに知り合いが一人もいないので気兼ねなく思いっきり女装が出来るのでいつも楽しみです。ただ、出張の荷物のほかに女装するための服や下着、化粧品も増えるので運ぶのが大変ですが、それも歓びの一つでした。

 

取材旅行なのでこちらで日程を考えて行動する時は自由にホテルを選べますが、会合のある時は主催者の使うホテルの部屋を取らなければなりません。そのような時は残念ですが会合の後の夜でない限り女装は出来ません。でも、翌日に一人で行動する時の自由な気持ちは何物にも変えがたい女装の時間になります。

 

ただ、部屋で女装をしてチェックアウトすると私は男性名で登録されているので不思議な顔をされます。でも、清算さえきちんと済ませれば何も言われないのが面白いです。その日が東京に戻るだけの週末ならば一日女性として過ごせる私の自由な時間になります。知らない街を女の姿で観光したり、ショッピングをするのは格別な気持ちです。そして、その街の女装さんの集まる映画館や出会いのスポットを事前に調べておくと楽しい時間が過ごせるんです。

 

私がある都市へ出張で出かけた時の話をしようと思います。どこへ行っても大きな都市ならば必ず女装者が集まり、それを目当てにゲイの男性の集まる出会いのスポットがあります。そのような場所では幾ら綺麗に女装していても男性だということが分かっているので、足を踏み入れれば容姿に関係なく必ず男性が寄ってきます。

 

ある映画館に足を運んだ私は一番後ろの壁に寄りかかり男が来るのを待ちました。この様な場所ではやりたい者とやられたい者の欲望が一致するので、直ぐに男が集まり行為に及んでしまいます。薄暗い中で私は知らない男のペニスを咥え、大きくなるとスキンを被せて自らのアナルへ導きます。しかも、それを見ている他の男も興奮して自らのペニスを私に咥えさせるのです。

 

両方の口を塞がれた私は二人が果てるまでその行為を続けましたが、自分も感じているので声が漏れてしまいます。立ちバックと口を責められている私は男がイク前に絶頂を感じてしまいました。でも、男は自分が満足するまで行為を止めません。しかも後ろから責めて来る男は私のブラをずらして胸を揉んでくるのです。

 

私が震えながらアナルで二度目の絶頂を感じたのと同時に二人の男もフィニッシュを迎えましたが、一人の男の精液で私の口の中は一杯です。さすがに全部は飲めないので掌に出し、後ろの男のスキンを外してザーメンだらけのペニスを咥えてあげました。

 

その男は「凄くよかったよ。外で少し話をしよう」と言って私を誘いました。男は私の女装姿を明るい場所で見ると「とてもきれいだね。絶対に男には見えないよ」と言い、映画館を出てホテルへ行こうと誘いました。私も電車に乗るまでは時間がるので男の誘いに乗って一緒に映画館を出ました。

 

しばらく缶コーヒーを飲んで話をすると悪い男ではない様で、顔も私の好みだったことから彼についていきました。昼間なので飲み屋街は閑散としていましたが、ラブホ街に入ると何処も営業中です。その一つに二人で入ると男にいきなり唇を奪われ、気が付くと私は服を脱はされて下着姿になっていました。

 

男は私のブラを取ると少しだけ大きくなった私の胸を触り乳首を責めてきます。男のペニスは既にギンギン状態です。私が「生でしても良いわよ。中に出してね」と言うと男が嬉しそうに私をベッドに押し倒し、ショーツを毟り取ると私の両足を持ち上げ、我慢汁を垂らしながら私のアナルへ挿入しました。

 

先ほどのようにバックではなく正常位で挿入されると私はより感じてしまい、大声を出して喘いでしまいました。しかも、男は挿入したまま体位を変えて松葉崩しや寝バック、最後はさっきと同じバックの姿勢になると腰を使いながら思いきり奥まで挿入し、一番奥で射精しました。ヘトヘトになった私がベッドにうつ伏せになっているとアナルから男の精液が流れ出るのが分かりました。

 

それを男がティッシュで綺麗に拭ってくれたので、私も男のペニスを咥えてお掃除してあげました。

男が「また会えるかな?」と言ったので、私は「今日は出張で来たから今度はいつ来れるか分らないわ」と言うと、取りあえずアドレスを交換し、「東京に出てきた時は連絡してね」と言って別れました。

 

ただ、発展映画館で偶然会った仲なので普通ならばその場限りの関係です。でも、その男からは時々メールが来て、何と数か月後に東京で再開することが出来ました。こんなことって本当にあるのかな? と思いましたが、二度目なのに私たちは互いの名前を呼び合う仲になってしまいました。会えないほうが気持ちが盛り上がるのかもしれません。

 

年に何回も会えない遠距離恋愛ですが、会う時はいつも激しいセックスで燃え尽きるまで愛し合ってしまいます。名前も知らないおチンポだけの関係だったのにこんな関係になれるなんて、今でも信じられません。今度はいつ会えるかな? 毎晩、彼のことを思いアナニーをしています。

 

(了)

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