そろそろ本来の私に戻りたい、オトコにかわいがってほしいと思ったのにまたまたググっときたのはオンナだったわけ。

まっ、オトコの私もオンナの私も私はわたし、わたしらしくだからいいのだけれど、やっぱり犯すほうと犯されるほうじゃ真逆だから、それぞれの官能も違うわけだし、犯されて気持ちよくなるのをすっごく欲している自分がいるみたい。

世の中の殿方たちにはちょっと理解してもらえないかもしれないけれど、それが私なの。

私の場合、顔で選ぶっていうのはないのね、オトコを。そりゃおちんちんが立派で私を気持ちよくしてくれたならうれしいけれど、そうじゃなくてやっぱり好きになる人はハートも大事。私の事をちゃんと愛してくれて（この場合、エッチな意味合いだけじゃなく、心から愛してくれるかっていう意味も含まれます）なおかつセックスがステキならもう言うことなしって感じかな。

だから進行形で付き合っているオサムは私にはもったいないくらいのオトコだわ。顔は特別ハンサムでもなんでもないし見た目は普通なおじさんだけどおちんちんは先っちょが少し曲がっていてこれが挿入されると絶妙な感覚と歓びを感じる絶品のイチモツなの。だけどあんまりおしゃべりをするわけじゃない。でも私の事をオンナとして心から愛してくれているのはわかる。私だってそうだけれどさ。

あらっ。ちょっと話がずれてしまったみたいだわ。元に戻さなくちゃ。

なんとかしてヨウコとコンタクトを取りたい。このことが私の頭から離れなくなって3ヶ月ほど経った時、絶好のチャンスが訪れたの。

それはヨウコが私たちの家に遊びに来ることになって、そのことをエツコから聞いた私は内心狂喜乱舞したわ。これを逃していつチャンスが来るのって感じね。

ヨウコが家に遊びに来て、三人でわいわい話してちょっとエツコが席を外した時、すかさずヨウコの隣に身を移して「よかったら、メールアドレスを教えてもらっていいですか？」とけしかけたの。

ほんの少しびっくりしていたヨウコだけれど、首をタテにしオッケイのサインをしてくれた。エツコにわからないように後で携帯番号のメッセージに送ります、と私の耳元近くでささやいてくれた彼女。

これでもう70パーセントはヨウコはおちたも同然ね、と心の中でほくそえんじゃった私。そして、その日の夜携帯を開いてみたらヨウコからメールアドレスとラインのＩＤがメッセージに入っていたわ。

「よしっ」

とりあえず今日のところはこれ以上何もしないでおこう。エツコにバレないようにしなくては。

エツコとヨウコ。

絶対に想うように上手に立ち振る舞って二人のいいオンナを自由自在に扱って魅せる。私は悪いオンナね。でも、それが私なの。

ヨウコからメルアドとラインのＩＤをメッセージにもらってから約1ヶ月で私たちは初めてカラダを合わせたの。彼女の反応は凄かったよ本当に！

「あっぁぁぁぁぁ、あっっ！ひろってエツとはエッチいっぱいしているんでしょ？もう…エツとはセックスしちゃいやっ！私が…あぁっぁっ！感じるっ！あぁっぁ！わ、私が…ヒロを…あぁぁん！まっ、満足させて…ぁぁっぁ…あぁっっぁぁ！あげるから…いいっ！」

「あぁっ！感じるわっ。旦那とは10年以上もしてなかっのよっ。私、オンナを取り戻したいのっ。いいっ！もっと、もっと、もっと私を満足させてっ！」

もうほとんど快感で言葉にならないみたいよ（ちょっと笑い）

ひろとこんな関係になると思いもしなかったよ。でも、なんかあなたのそぶりが私に対して特別なものであることは感じていたの。だからメールアドレスをって言われた時、やっぱりそうなんだって思ったわ」。

「私もあなたには関心があったし、もう夫はいないし、エツコには心の中でうらやましくて仕方がなかったからちょっとくらいおすそ分けしてもらっても別に罪はないと思っていたの」なんて言葉を初めてのセックスのあと話してくれたヨウコ。

ダブルヘッダー。

一日に二人のオンナと愛し合うのはちょっぴり大変だけれど、私は基本的にエッチが大好きだからがんばっちゃう。

だってエツコもヨウコもいいオンナなんだもの。

歓びの表わし方ももちろん違うし、膣（なか）の反応も違うから全然飽きないし何よりも二人とも私とのセックスを楽しみにしてくれている。

膣（なか）の締まり具合いは二人とも変わりなくいい塩梅で、甲乙つけがたいけれど奥行きがヨウコの方がちょっとだけある感じかな。だからヨウコとのセックスではより奥まで挿入しようと腰の使い方とか工夫することもある。逆にしっくり感はエツコの方があるわ。

エツコの膣（なか）って本当に気持ちいいのよ。早漏の人なら挿入しただけでイってしまうかもしれないよ。

エッチしている時の恍惚の表情ではヨウコの方が好き。淫乱さと妖艶さがとってもステキなの。もちろんエツコもセクシーだしいいけれど、ヨウコは今まで経験したオンナの中でもピカイチの貌を魅せてくる。マリコもよかったけれど、彼女よりエツコよりヨウコがいい。

だからヨウコを犯している時は一番貌のステキな人とセックスしているって思うわ。犯しがいがあるって感じ。また反応がいいからね、彼女。

今、私の上で悩ましく悶えているのはエツコ。

「いいっ！こんなに気持ちいいのって…もう何回もセックスしているのにっ！」

「あっ、奥まできてっ。もっと奥までっ！もっと奥まで挿入（いれ）て。あぁぁぁぁっあっ！すっ、ステキっ！感じてっしまって…感じるのっ。私、天国にイキそう」

夜はエツコ。昼間にヨウコ。

二人の魅惑に日に2度のセックスも全然問題なし。

（了）