夏の女装はタックをして女性のような股間を作る

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夏になると薄着になるので、熟年の女装者にとって夏はごまかしの利かない季節です。体型を隠すのが難しく、幾ら綺麗にお化粧をして大きな胸を作っても骨格が違うので女装だということが分かってしまいます。マスクをすれば顔を隠せるので幾らかごまかしが効きますが、ショートパンツやスパッツを穿くとどうしても股間が目立ってしまうのです。

 

女装者にとって究極の女装は何と言っても水着です。水着姿になって海やプールに行くのは女装者の夢なのです。だからそのために股間のふくらみを隠すタックへ挑戦することになります。タックとは睾丸をお腹に隠してし、竿の部分を後ろへ引っ張って股の間に隠す方法です。

 

テープを使って固定してしまう方法もあれば、接着剤で固定してマン筋を作る方法もあります。ただ、一番困るのがトイレです。テープは一度剥がしてしまうと元に戻すことが出来ませんし、タックは排泄が一番のネックになります。

 

そこで、便利なのが包茎の人です。皮を伸ばして先を輪ゴムで留め、テープを使って竿を固定した後で輪ゴムを外します。するとペニスの皮の先のだけ外に出るので、テープで固定しても個室ならばおしっこが出来ます。しかも接着剤で割れ目を作ってやればタイツやスパッツを穿いても綺麗な女性のような股間になるのです。

 

これならばモッコリを隠し、トイレの心配もないので水着を着ても大丈夫です。もし心配ならばスカート付きのワンピース水着を着れば完璧です。伸縮性のあるぴったりしたジーンズを穿いても股間が綺麗に見えます。

 

タックをしたままでアナニーやチクニーをしても勃起しないまま、メスイキが出来ますから、女性の気持でオナニーも出来ます。ただし、もし勃起してしまうと股間の形が崩れてしまうので気を付けなければなりません。

 

また、あまり長い時間タックをしていると睾丸に痛みを感じることもあるので、少しでも違和感があったらすぐに止めてもとに戻すことが重要です。長時間股間を隠しておきたい場合は股間に女装用のシリコンパッドや専用のガードルを使います。これならば睾丸を痛めることなく綺麗に股間を隠せます。

 

私は股間をタックしてスカート付きのワンピースの水着を良く着ました。股間を気にしなくてもいいのはとても気持ちがいいです。胸はヌーブラを使って盛ると谷間も作れます。ただ、これで完璧なようですが、プールでは更衣室が問題で、女性の更衣室に男性は入れません。だから思い切っていつも車で海に行き、車の中で水着に着替えるようにしていました。やはり、水着は海で切るのが最高です。

 

ただし、私は海でデビューするのにとても苦労しました。ダイエットして腰やお腹を引っ込め、お尻の筋肉を大きくするためのエクササイズに何日も取り組みました。上半身は華奢に見せたいので肉が着かないようにし、ウエストのくびれが目立ち、Tバックの水着が着られるようにヴィーナスの窪みが出来るように頑張りました。

 

お陰で私の身体はホルモンを使わないのに女性のように変化し、水着が着られるようになりました。そして、海で男性からの視線を浴びながら多くの人からナンパされるようになりました。ただし、声は変えることが出来ないので、直ぐに私が女装者だということが分かってしまうのです。中にはそれが分かっていて夕暮れになると近づいてきた人もいました。

 

その男性は人気のない場所に私を誘おうとします。砂浜のはずれや防風林のある場所で、発展行為をしようとするゲイはたくさんいます。男性は直ぐに全裸になって固く勃起したペニスを女装者に咥えさせ、最後はレジャーシートを敷いた上でアナルセックスに発展するのです。私はそんな行為をされないように気をつけていましたが、一人の男性の巧みな言葉にのせられて、茂みに足を踏み入れてしまいました。

 

相手の男は私を男に飢えたゲイの女装者だと思っています。言葉には出さないけれど「男にされたくて仕方ないんだろう。俺のマラを咥えてご奉仕しろ」と言っているに感じます。私は海で男にやり逃げされたくないので、いつでも逃げられるように構えていましたが、両手を後ろで縛られてしまった私は逃げられなくなってしまったのです。

 

私は男に口も喉も犯され、水着を脱がされると四つん這いの姿で後ろから犯されました。男は私の身体に睾丸もペニスも見当たらないのに驚いたようですが、構わずアナルセックスを続けました。そのうちに私も感じてしまって善がり声を上げ、男の腰の動きに合わせて喘いでしまったのです。

 

激しい腰の動きでフィニッシュを迎えた男は私のアナルへ大量の精液を放出したので、私はアナルから精液が逆流するのを感じました。ただ、私を自分のモノにすると男は急に優しくなり、私を女のように扱ってくれるようになったのです。私たちはしばらく砂浜で寄り添ってお話をしました。そして、私はその男を車に乗せて一緒に食事をすると急速に親近感が沸き、気が付くと恋人のように振舞っていたのです。

 

夏のナンパは恋の始まりです。今でも私はそのナンパ男と男女のカップルのように付き合っています。私はこのまま女でいたいので、思い切って豊胸手術をしようと思っています。だって、彼の前でおっぱいが無い姿を見られたくないからです。そして、彼との関係が秋になっても終わらないようにしようと思っています。

 

(了)

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