やりたいの?

・作

彼女と知り合ったのは会社で、事務員として途中入社してきた。その彼女の教育係に任命された俺。まぁ仕事なので会社の案内から業務から、一通りていねいには教えたつもり。

愛嬌のあるタヌキ顔で表情がくるくる変わる。明るくて良く笑う子で笑い声が大きすぎて、会社のお局さんに怒られたりもしていたな。仕事はまじめに取り組んでくれたし、おっさん社員の下品な下ネタも、普通に返しができて機転の利く子だった。そんな子だったから1か月もたつ頃には、すっかり部署になじんで仕事をしていた。

ホノカ「俺さん!お仕事終わったらご飯連れてってください!」

俺「えぇ~たかる気満々じゃん。まぁいいけどさ。んじゃ仕事終わったらね」

ホノカ「やったぁ~♪」

それから2か月。素直で俺の事を慕ってくれているのは分かったし、断る理由もなかったから、今みたいにご飯に行ったり、休日に2人で遊びに行ったりするようにもなった。ただ手をつないだり、キスしたりとかはまだなかったんだ。

そんなある日の仕事終わりに、いつもの居酒屋で、2人とも明日が休みだったせいか飲みすぎてしまう。べろべろに酔っ払った俺と、足元がおぼつかないホノカ。俺とホノカは一人暮らしをしていたが、帰りは彼女の自宅の方が近いってんで、お邪魔させてもらうことにした。

ホノカ「もう~俺さんしっかりしてくださいよぉ~。私おそわれちゃうのかなぁ~(笑)」

俺「あぁ、ホノカじゃ立たんわ、無理!」

ホノカ「ひっどぉ~い、もう無理やりにでも立たせてやるぅ(笑)」

千鳥足でホノカの自宅に着き、くだらないやり取りをしながら彼女に促され、俺にはやや小さいスゥエットに着替えたまでは覚えている。けれど、そこから記憶が途切れた。

 

何時間くらいたったのかな?気が付くと暗がりの中いつの間にかベッドで、柔らかい唇の感触。やや酒臭い吐息を感じた。ん。左隣に誰かがいる?あれ?誰とキスしているんだ?酔いがまだ残り少し時間がかかったけれど、それがホノカだと理解する。そしてそのまま、無意識に彼女の口の中に舌を入れていた。

それに応えて舌を絡ませてくるホノカ。ピチャピチャ音をさせて、彼女の柔らかい唇と舌の感触を感じ、

ホノカ「俺さん…ちょっとくるしいよぅ。むぅ。ふん。」

お互い抱きしめあいながら、何度もキスをしてより濃厚に舌を絡ませ、彼女の唾液を飲む俺。

それから、自分のからだを下にずらしてホノカのトレーナーをめくり、柔らかな二つの乳房の間に顔を埋めてみた。

ホノカ「あ…俺さん…。」

俺の頭を抱えてくるホノカ。うっすら汗の感触と少しの体臭を感じた。そこから2つの乳房にしゃぶりつき、やや乳輪の大きい乳首を舌で転がしてみる。顔を見ると感じているのか目をつぶり、半開きの口でされるがままのホノカがいた。そしてなんども胸をつかみ、揉み、また乳首を吸う。

手を下にもっていくと、少しひんやりした彼女の太ももに触れた。どうやらパンツ1枚だけのようだ。内ももをなぞり股間の縦筋を何度もそっとなで、パンツの中に手を入れてみた。それほど多くなさそうなちぢれた毛の感触と、その先の柔らかでプルっとした肉の感触。割れ目に指を沈めると、そこは熱くトロトロに潤っていて。

ホノカ「あ…やばい…。あん…あ」

日頃の明るい彼女とは違う甘い吐息がこぼれる。俺はだまって中指と人差し指で、粘りある潤いを絡ませるようにいじった。クチョ。

こんなに濡れてぬめっていたら、きっとパンツもぐしょぐしょになっているよなって思いながら、パンツの中の粘着質な音。ホノカの小さなあえぎ。そこまでは何となく覚えている。でもやっぱ、まだ酔いが回っていたのだろうな。いじりながら眠ってしまった…ようで。

 

…まぶしさを感じ目が覚めた。見慣れぬ天井に、あぁ、ホノカの家に泊まったのだって思い出す。部屋を見回しても彼女の姿はなく、ベッドには俺一人。小さな丸テーブルにカギとメモがおいてあった。

冷蔵庫にご飯ありますから、食べてくださいね。私は用事で出かけます。帰るならカギを、郵便受けに入れてください。そのまま持っていてくれてもかまいません。行ってきます。

ほのか

2人ベッドでいちゃついていたのは夢だったのかな?でも胸の柔らかさも、割れ目のヌルヌルした感触も覚えている。思い出したらだんだん勃起する俺自身。右手の中指と人差し指を嗅いだら薄っすらスルメのような、生々しいホノカの匂いがした。

いつも明るくってニコニコしていて愛嬌たっぷりなのに、あの子もこんな匂いさせるのだな。

再びベッドに横になって、指の匂いを嗅ぎながらホノカの感じる顔を思い出す。…しくじった。途中で眠ってしまったことに後悔しつつ

暗い常夜灯の灯りの下、ホノカのがほんの数センチ前でパックリ開いている。なんて卑わいで、いやらしい形をしているのだろう。発情したメスの匂いと縦にあやしくヌメるそこ。あぁしゃぶりつきたい!

なんて、そんなことを想像しながら、他人の若い独身女性の家で一発しこって抜く俺。我ながら性欲優先でモラル?なにそれおいしいの?って感じ。

さてこれからどうしようか…。

 

(了)

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