「禁じられた午後」

・作

午前9時、ホテルの一室。

桜子は静かにカーテンの隙間から外を覗いた。眩しいほどの陽射しが、都会の喧騒を照らしている。罪悪感が胸を締め付ける。夫は会社で働き、子どもは学校にいる。そんな平凡な日常の中で、自分はこの部屋にいる。

ベッドの端に座るAが、私をじっと見つめていた。

「そんな顔しないで。今だけは全部忘れよう」

低く甘い声が耳をくすぐる。

「……もう、やめなきゃいけないのに」

震える声でそう言ったのに、Aの手が伸びてきた瞬間、私は抗えなかった。

「嘘つき。俺の前では、そんなこと言わないで」

Aの指先が頬をなぞり、そのまま髪をゆっくりとすくう。その仕草だけで、体の奥が熱を帯びる。

「君が俺を拒めないこと、知ってるよ」

囁くような言葉と同時に、桜子の背中にAの腕が回る。体温の近さに、全身が痺れるようだった。

「ダメ……ほんとに……」

「もう遅いよ」

Aの唇が触れた瞬間、最後の理性が崩れ落ちた。

カーテンの向こうでは、何事もない日常が続いている。でも、この部屋の中では、許されない情熱だけが溢れ出していた。

Aの唇が桜子の首筋をなぞる。熱を帯びた吐息が肌に触れるたびに、理性がどこかへ消えていく。

「……もう、戻れないよ?」

彼の指先が桜子の腰にそっと触れる。拒まなければ、このまま流されてしまうとわかっていた。それなのに、体は正直だった。

「あんあー」

「やっぱ気持ちいい」

「……もう、戻らなくていい」

桜子は自分の言葉に驚いた。

Aの瞳がわずかに揺れる。次の瞬間、彼は迷いを振り払うように桜子の体を強く引き寄せた。

「……ずっと、こうしたかった」

熱を帯びた唇が重なる。触れ合うだけで、理性の残り火が消え去る。

シャツのボタンが一つずつ外されるたびに、桜子は現実を手放していった。昼間の静かなホテルの一室で、二人は許されない時間に溺れていく。

外では人々が何事もない日常を送っている。だが、この部屋の中では、決して戻れない関係が始まろうとしていた。

Aの指が私の頬をなぞり、熱を帯びた吐息が肌に触れるたびに、彼女の中の理性は少しずつ崩れていった。

「……大好きだよ」

低く囁く声が耳元をくすぐる。彼の瞳には、まるで獲物を捉えた捕食者のような熱が宿っていた。

私は、もう抗えないと悟った。Aの指が肩口からゆっくりと滑り、衣服の布地をわずかにずらす。白い肌に触れた瞬間、彼の手が小さく震えた。

「……怖い?」

彼の問いかけに、私は首を横に振った。

「怖くない。ただ……戻れなくなる気がするの」

「それなら、戻らなくていい」

彼の手が桜子の背中に回り、密着した体温が彼女の全身を包み込んでいく。心臓の鼓動が重なり、互いの熱が溶け合う。

キスは次第に深まり、まるで時間が止まったかのようだった。触れるたびに、理性は遠のいていく。

シャツのボタンがひとつずつ外され、素肌に直接触れた瞬間、私は甘く息を漏らした。

「あんあー」

「もっと触って」

彼の指先がなぞるたびに、すべてを委ねたい衝動が膨れ上がる。

キスが胸、まんこにいく。

グチュグチュと音が鳴る。

胸がボッキする。

「アンアン・・・行きそう。」

昼下がりの光がカーテン越しに揺れ、絡み合う影を映し出していた。

「あなたのちんこ見せて?」

「ぺろぺろぺろ」

Aも感じ始める。

「中に入れていいか?」と聞くA.

「入れて」

ズボ・ズボ・・・。

白い液体が流れ出る。

気持ちいい。一体となっていると実感できた。

愛されてると感じた。

 

(了)

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公開日:

感想・レビュー

1件

「禁じられた午後」 へのコメント一覧

  • 甘い誘惑

    戻れなくてもいいなんて
    男のその場しのぎの罠ですから
    素早くUターンしないと不幸への誘いだと
    経験上後悔してます
    そもそも他の男の女に手を出す奴なんて
    だめだめですよ

    三波 さん 2025年4月6日

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