先輩の部屋で
大学のゼミでずっと憧れていた先輩と、思いがけず二人きりになる夜が訪れた。
学祭の準備を手伝っていたら、気づけば終電がなくなっていた。
「送っていくよ」と言われたものの、先輩の家がゼミ室から近いと知っていた私は、つい「先輩の家で時間を潰して、始発で帰ります」と言ってしまった。
先輩は少し驚いた顔をしたあと、「じゃあ、うち来る?」と優しく微笑んだ。
先輩の部屋に入るのは初めてだった。
落ち着いた間接照明の光、ふわっと香る先輩のシャンプーの匂い。
「コーヒー飲む?」
差し出されたマグカップを受け取りながら、いつもと違う先輩の距離感に心臓が高鳴る。
ソファに並んで座ると、いつものように冗談を言い合いながらも、時折目が合うたびに妙な沈黙が生まれた。
「…なんか、変な感じするな」
先輩がぽつりと呟く。
「え?」
「お前と二人きりって、なんか新鮮で…変に緊張する」
その言葉に驚いて顔を上げると、先輩がじっと私を見つめていた。
「俺、ずっと気になってたんだよね。お前のこと」
胸がドキン、と高鳴る。
先輩の手がそっと私の手に触れたとき、もう何も考えられなくなった。
「……先輩?」
言葉に詰まる私を見つめたまま、先輩は少しだけ笑った。
「こんなこと、急に言われても困るか?」
優しく問いかける声に、頭が真っ白になりながらも必死に考える。
「……困るっていうか、びっくりして……でも、嬉しい……かも……」
そう呟くと、先輩の手が私の指をそっと包み込む。
「そっか……じゃあ、もう少しだけそばにいてもいい?」
そのまま、私たちは静かに見つめ合ったまま、ゆっくりと距離が縮まっていった。
先輩の顔が近づき、心臓が痛いほどに高鳴る。
何度もキスをかさねる。
「あん・・・」
囁くような声に、私は思わず小さく頷いた。
「俺も、ちょっとドキドキしてる」
先輩がくすっと笑いながら、そっと私の髪を撫でる。
指先が頬をなぞると、その温かさに思わず目を閉じた。
「……大丈夫、無理はしないから」
その優しい言葉に、安心したような、でもどこか期待するような気持ちが入り混じる。びす
先輩の唇が口から首筋、服を捲り上げる。
「あん気持ちいい」
「お前の乳首立ってる・・エロいな」
先輩の手は胸をなぞる。
「……もっと、そばにいてほしい」
その言葉と同時に、先輩の腕がゆっくりと私の背中に回される。
鼓動が早まるのを感じながら、私もそっと先輩のシャツの袖を掴んだ。
「……私も、同じ気持ちです」
「先輩もっと触って」
その瞬間、先輩がふわりと笑い、もう一度、今度は少しだけ深く唇を重ねてきた。
静かな夜の空気の中、私たちの距離は、もう完全になくなっていた。
(了)
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