10年ぶりの元カノは変わらず美味しかった
「早く抱かれたいのよ…」
ミサエから電話をもらったのは、僕が転勤てきたエリアの挨拶回りをひと通り終えた頃だった
僕は転勤族で最初の任地は北海道は札幌だった
そこで先に働いていたのがミサエだった
当時は24歳でミサエも同じ歳だった
労働組合の青年部で毎週テニスをしたり、冬はスキーに行ったりしているうちに仲良くなって、深い関係になった
しかし僕の学生時代の同期がミサエに一目ぼれして猛烈なアタックをして、結婚に踏み切れなかった僕をあきらめてミサエはそいつと結婚した
その後まもなく僕は転勤して直前は大阪
そして今回、ミサエが住む街へ転勤で来たのだ
旦那に送った転勤の挨拶状を見て、懐かしくてミサエが連絡をしてきたようだ
ミサエは細面で歌手の川中美幸さんに似ている
当時から年齢の割に色っぽい、大人びた雰囲気の子だった
身体つきも細く、胸も小さかったが、何よりセックスを恋愛とは切り離して考えられる、割り切って前向きな子だった
セックスはスポーツ、という僕の持論に賛同してくれたのもミサエだった
そして感度が抜群によくて、抱いて楽しい子でもあった
アリーナで好きなグループのコンサートがあるので、そのついでにアリーナに併設したホテルの部屋を取った
コンサートが終わった午後11時近くにミサエが部屋のドアをノックした
「おお、ひさしぶり」
「ひさしぶりねぇ…」
10年ぶりのミサエは雰囲気も体型も変わらずそこにいた
僕たちは服を着たまま口づけをした
そういえばミサエは耳元から髪を後ろに撫でるように指で梳かれるのが大好きだった
僕は口づけをしながら久しぶりにやってみた
「アアッ…アァ…」
「感じるぅ…」
大きい声でミサエが喘いだ
喘ぎ声が大きいのも昔のままだった
「覚えてたの?…」
僕はミサエのブラウスとスカートを脱がせて黒いソフトブラとお揃いのハイレグショーツ姿にするとベッドに誘った
僕はミサエを待つ間にシャワーを済ませて備え付けのガウンを着ていた
ミサエの身体は少しふくよかになっていた
ミサエは僕がガウンを脱ぐとすぐにペニスを握ってきた
そして顔を近づけて口に含んだ
ジュルジュルと音をたてて僕のペニスをしゃぶりながら、自分で乳房を触り始めた
僕はミサエのブラジャーを脱がせるとミサエを四つん這いにしてヒップを持ち上げるとショーツをずらしてすでに濡れそぼっているそこを舐めあげた
10年前にミサエが好きだったやり方だ
「ヒイッ…アァ…これ…これして欲しかったの…恥ずかしくて…好き…アァ…感じるぅ…」
ミサエが枕に顔を埋めて喘いだ
「相変わらずスケベは変わらないな…」
「たけくんが教えたんだよぉ…」
「どこを舐められてるの?…」
「アァ…イヤッ…言えない…」
「やめちゃうぞ…」
「ダメェ…やめないでェ…」
「言ってごらん…」
「オ…マ◯コ…」
「聞こえないなぁ…」
「オ◯ンコ…オ◯ンコ…がいい…いいの…アァ…」
「スケベな女だなぁ…」
「言わないでぇ…」
「アァ…出ちゃう…アァ…」
ミサエの愛液とは異なる液がチョロチョロと流れ出てきた
これも潮吹きの一種なのか、お漏らしのようにミサエの太ももを伝っていく
これも変わらない
「もう…もう…入れて…」
「何を入れるの…」
「オ…オチ◯ポ…オチ◯ポちょうだい…」
僕はショーツを脱がせるとバックスタイルのままミサエのヒップを左右に大きく広げて挿入した
「アウッ…アア…入った…アアッ…いい…いい…オチ◯ポ…美味しい…」
ミサエがお尻を左右に振りながら叫ぶように喘ぐ
僕は両手でミサエのヒップをつかみ、少し乱暴に突いた
「ヒイッ…アァ…アアァ…いい…イクッ…イクゥ…」
ミサエの身体から力が抜けてベッドに突っ伏した
僕はミサエの髪を撫でて、バスルームからフェイスタオルを2本持ってきた
ミサエを仰向けにすると、フェイスタオルでミサエに目隠しをした
「アァ…イヤだよう…」
言葉とは裏腹にミサエの腰がもじもじ動く
もう一本のタオルでミサエの両手首を縛った
その手首を掴んで僕はミサエの中に入っていった
ミサエの両足が僕の腰を挟み、両足首を絡ませてロックした
これもミサエが大好きだったやり方
僕は強弱をつけてミサエのそこを責め立てながら乳房を揉み、乳首を軽く噛んだ
「アアァ…もう…もう…たまんない…アァ…もう…ゆるしてください…アアァ…」
「どこに出してほしい?…」
「中に…なかに出して…子宮にたくさん出してぇ…アァ…いい…イクゥ…イクッ…イクッ…イクゥー」
ミサエが叫ぶように喘ぐと身体が大きくのけぞった
僕はミサエの中に思い切り放出した
「ミサエ…変わらないね…変わらずスケベだね…」
「わたしの好きなやり方覚えていたんだね…」
「旦那はこんなふうにしてくれないもン…」
「たけくんは他でもかなりヤッてる…」
「してないよ…」
僕は、添い寝したミサエの耳元から指で髪を梳いた
ミサエが切なげな吐息をもらした
ミサエが握っていた僕のペニスに顔を近づけていった
「これ、たけくんは好きだったよね…」
僕のペニスの裏筋をねっとりと舐めながらミサエが言った
覚えていたのか…
(了)
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