出会い系女テレフォンファック

・作

 僕は、一時期出会い系を使っていた。当時は、関係が終わった時のいざこざの可能性を恐れて、できるだけ遠くの女性を探していた。

 

出会い系とは言ったものの、かなり健全ないわゆる「婚活アプリ」。ただ、こういうアプリにこそ、変態はいるものである。

 

変態度、男への依存度はそのメッセージのスタイルからすぐに判別ができる。

 

依存度が高い女はとにかくメッセージが長いし、こちらへの質問も多い。なんでも話を合わせてくる印象だ。

 

僕は、特段やり目的で使っていたわけではないが、「この子可愛いけど面倒だな」の判断を下した子には、とりあえず逢ってみていた。

 

ある程度メッセージを交わした子がいて、電話にまで発展した。

 

その子は僕よりも年上で、30代だった。

 

甘えたような声を出し、寝落ちまで待ってほしいとも言ってきた。

 

夜の遅くまで電話をするのはとても面倒な作業だったが、この時間さえ乗り切ればという思いもあった。

 

そうして夜に電話をしていると、過去の恋愛の話から、エロ話にまで発展することも少なくなかった。

 

「◯◯くんもやっぱりえっちなこと考えるの?」

 

「男の人ってやっぱりAV見るの?」

 

そういう質問が続く時間帯がある。こういう女の頭の中では、僕がすでに彼氏として認定されていて、色々な趣味レーションが始まっているケースが多い。

 

僕はあくまでその妄想に付き合うことにしている。

ある時、僕は少し思い切って、しかしながら確信を持って、尋ねてみた。

 

「ねえ、ちょっと自撮りしてみて?」

 

女はすぐには返事をしなかったが、しばらくした後に、「全部撮らなくても大丈夫?」と返してくる。

 

「うん、ほんのちょっとだけ動いている姿が見たかっただけだから。」

 

「◯◯君キャミソール好きって言ってたよね。」

 

僕は本当にキャミソール姿の女性が大好きだ。あれほどそそられる姿はない。

 

「うん。もしかしてキャミソール姿見せてくれるの?」

 

「ええ、どうしよっかな。」

 

甘えた声で、少し難色を示しながらも、女のカメラが起動され、ビデオ通話に切り替わる。

 

僕が繋げると、すでに彼女の脚が写っている。

 

「うわあ、タイツすごいいいね。」

 

「うん、これね、この前買ってきたの。」

 

「俺に見せたくて?」

 

「私、そんなえっちじゃないんだから。」

 

「キャミソール見せて欲しい。」

 

「ほんとにみたい?」

 

「もう待てないんだけど。」

 

「仕方ないなあ」

女が画面の高さを調整し、胸元にフォーカスを当てた。

 

キャミソールからブラジャーが透けて見える。僕の興奮度は格段に高まっていた。

 

「それ、本当にかわいいね。」エロいと言いたかったが、言葉を選んだ。

 

「このキャミかわいいでしょ?どうちょっとムラッとする?」

 

「◯◯ちゃん、ほんとに男の気持ちをコントロールするのうまいね。すっごく興奮してるよ。」

 

「ねえ、じゃあ◯◯くんのあれ見たい。」

 

「え?ちんこってこと?」

 

「うん。」

 

「じゃあ、◯◯ちゃんの乳首が見たいなあ。」

 

「普通おっぱいって言うでしょ、このえっち。」

 

「ううん、乳首が見たいの。◯◯ちゃんは清楚だけど、きっと乳首は黒いんだろうなあ。

 男に舐められまくってそう。」

 

「私ヤリマンじゃないってば。」

 

「いいじゃん、別に何人とやっても。経験値で女性って可愛くなるし。」

 

「そう?でも、乳首は黒くないの。」

 

「見せてよ、じゃあ。」

 

「いいよ?」

 

女が乳首を見せてくる。本当に驚くほどピンク色だった。

 

「そのまま、乳首揉んでみて?」

やはりそのまま指示に従う。完全にコントロールを握っているのは僕だった。

 

「やばい、感じちゃって変な声出ちゃう。」

 

「いいじゃん、テレフォンセックスしちゃう?」

 

「いやん、ほんといやらしい。」

 

「俺のすごい硬いよ?もう入っちゃうかも。」

 

「ううううん、ほんとうに挿れて欲しい。ねえ、◯◯くんに会いたい!」

 

女の吐息が一段と荒くなる。

 

「チュパチュパ」

 

僕はおっぱいを吸う音を女に聞かせる。

 

「ほんとだめ、感じちゃう。あああん、やばい、イッちゃう!」

 

「こんなんでイッちゃうの?もっとしたくないの?」

 

「会ったらもっとしてくれる?」

 

「◯◯ちゃんはどんなことして欲しいの?」

 

「立バックで思い切り突いて欲しいし、騎乗位もしたい。◯◯君の気持ちい顔見たい。」

 

「俺もイキそう」

 

「本当?じゃあ、一緒にイコ?」

 

「何が欲しいの?行ってみて?」

 

「あああん、どうしてそんないやらしいこと聞くの?」

 

「ちゃんと言わないとわかんないじゃん。」

 

「◯◯君のザーメンが欲しい。」

 

「もう一回。」

 

「◯◯君のザーメンが欲しいの!!」

 

僕の興奮度も最高潮を迎え、ザーメンが飛び散った。

 

彼女のハアハアという吐息は電話口でこだましていた。

 

「もう賢者タイム?」

 

「うん。」

 

「会う前にしちゃったね。会ったらもう止められないね。」

 

僕が彼女と会ってやりまくったのは言うまでもない。

 

そして彼女は僕のオナペットとなっていった。

 

その話、またどこかでしたい。

 

(了)

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