年上の男性に愛される私の女装人生

・作

今まで多くの男性とお付き合いをしてきた私ですが、これまで年下の男性と上手くいったことが一度もなく、私を長く愛してくれたのは皆年上の方でした。だから、私のような熟年女装者は年上の方に可愛がられるのが一番幸せだと思うようになったのです。

 

私は今まで、若い元気なゲイの男性に対して年上の女性として相手を大切に思い、一生懸命尽くしました。でも、一日に何度もセックスをするような男性は、嬉しいけれどその激しさにはとてもついていけず、幾ら尽くしても長く続きせず、そのうちに連絡が来なくなり、気が付くとやり逃げのような形になってしまいました。

 

そんな私でも、長年の夢がかなって、やっと一つ年上の素晴らしい方に巡り合うことが出来ました。やっぱり男は落ち着いてがっしりした私よりも年上の方が合うようです。私も彼も既婚者ですから不倫関係ともいえますが、男性同士なのでセフレ関係と言った方がいいかもしれません。ただ、私たちは互いにゲイと言う意識はありません。彼は私を女として扱ってくれますし、私も彼が大好きになってしまいました。

 

特に緊縛プレイの好きな彼は私を麻縄で本格的に縛り上げ、時には吊り上げることもあります。最初の頃は体中に縄の痕が残るのを気にしていましたが、次第に縛られることが快感になってしまい、今では進んで身体を差し出すようになりました。

 

更に彼は私に浣腸をしてウンチを漏らす姿を見たり、オムツにお漏らしをさせたりします。勿論、後始末は彼がしてくれますが、それが彼の興奮するオカズのようで、身体から力の抜けた私を力いっぱい抱いてくれます。力をふり絞って汗だくになって私の中に精液を絞り出す彼の姿が私にはとても愛おしくて、彼の身体にしがみつき、いつまでも甘えていたい気持ちになるのです。

 

でも、熟年の彼を勃起させるのはとても大変です。コックリングを着けても若い人の様に直ぐに固く大きくなって、しゃぶっている私の喉まで先を入れて責めるようなことはできません。でも、優しく舐めながら手でしごいていくと次第にムクムクと大きくなっていきます。彼は私が乳首を責められると善がり声を上げて身体を痙攣させるのが好きらしく、痛いくらい乳首を締めあげます。そして「お前の善がり啼く声が大好きだ。いい声で啼くから止められないぞ」と言いながら興奮していきます。

 

彼のおチンポは、本当は凄く大きいんですが、大きくするのが大変です。ただ、しゃぶりながら電マを使って刺激すると信じられないくらい大きくなります。そして、ヌルヌルになった私の中へ挿入します。その圧迫感は凄く、結腸まで届くので身体を突き抜けるような喜びがあります。それは私にとって子宮を突かれているようで、前立腺でも精嚢でもない女の悦びを感じて何度も何度もイクと言う快感を味わえます。

 

私が一度イッても更に激しく突かれ、またイカされてしまいます。そして彼が「出すぞ。俺の子種を受け止めろ」と言うと、うめき声と共に彼の精液が激しく流れてくる感触があります。ただ、奥で出された精液は中々出てきません。いつもお別れした後の帰り道で流れ出るので、慌ててトイレに駆け込みますが、パンティを汚してしまう事が多いのです。

 

汗びっしょりになって私の中へ放出した彼は私の上に倒れ込みます。その重さが私はとても嬉しくて、自分の欲望だけでなく、私に悦びを与えてくれる彼の行為をとても嬉しく感じるのです。私は急激に小さくなっていく彼のおチンポが凄く愛おしく、まだ、中に残っている精液を私は最後まで吸い出し、飲んであげます。本当は口も彼の精液で満たして欲しいけれど、いつも中出ししてもらうだけで満足しています。

 

私が彼に会う時は途中で女になります。長年住んでいる家から女性の姿で外出することが出来ないのです。もし見られたら噂になってしまいます。だから、長時間拝借するのはとても気が引けるのですが、いつも多目的トイレを使わせてもらっています。ラブホやレンタルルーム、女装サロンでメイクとヘアのセットだけをお願いしたこともありましたが、早い時間に家を出なければならないし、早く彼に会いたいという気持ちが強く、最近は多目的トイレを使うことが多くなりました。

 

ただ、女装をして電車に乗ったり、街を歩くのが恥ずかしく、最初はドキドキでした。地下道を歩いている時に前から来る人にジロジロ見られ、マスクをしていなかったら隠れてしまいたい気持ちになりましたが、最近はやっと女装で街を歩けるようになりました。一度、彼との行為の後女装姿のまま居酒屋へ連れて行かれたことがありました。ラブホの近くでタクシーに乗り繁華街へ行ったのですが、ハイヒールを履いていた私にタクシーの運転手さんが「奥さん、足元に気をつけて下さい」と言われた時は嬉しくて顔が真っ赤になってしまいました。

 

彼と一緒にお店に入るのは嬉しいのですが、大変なのはトイレです。小さなお店ならばトイレは一か所ですが、大きな店では男女が別々です。だから、私は女性用に入ることが出来ません。だから、中に誰もいないのを見計らって急いで男性用の個室に入り用を足します。そして、出る時も誰もいないのを確認してから出るのです。そして、お店を出る時はまた、気持ちを女性に戻して彼と並んで歩きます。

 

一緒に駅まで歩いて電車に乗り、つり革ではなく彼の腕につかまってお話しするのがとても好きです。もうすぐお別れなんですが、それまでの時間がとても貴重です。ただ、別れた後男性の姿に戻るのが大変です。また多目的トイレを探して着替えをします。完全に男に戻すことはできませんが、化粧とウィッグを取るともう女性には見えません。そんな時凄く悲しい気持ちになります。いつの日か二人で一緒暮らせる日を夢見ています。

 

(了)

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