童貞を卒業させてもらった彼女は、飲尿の道を開いた  

・作

 

僕は歴代付き合った女性から、決まってこのセリフを言われ、困惑してきた。

 

「ねえ、おしっこ飲みたい。」

 

漏れなく全員だった。

 

あまりにも続くから、親密な関係になるとそのようなお願いをされることが普通なのかと思い、ある時友人に確かめたことがあった。

 

「なあ、お前の彼女って尿飲みたいって言う?」

 

その場にいた全員が「は?」と言うような反応をした。

 

そりゃあそうなるよな、と今なら思う。

 

でも、僕が童貞を捨てた相手がそんな道を切り開いてしまったのだと思うようにしている。

 

高学歴のお嬢様に言われた「おしっこ飲みたい」

 

学生時代、彼女ができることがなく、初めてできたのは22歳の時だった。

 

彼女は周囲の男が全員一度は噂するような、典型的な美女だった。

 

背が高く、脚がスラリと長い。

 

いつも爽やかな色のミニスカートを履いていて、時々Tバックが見えたと男が噂していた。

 

東京のお嬢様大学に通っていて、ミスコンにも出たとか出なかったとか・・・。

 

そんな彼女と、負け犬同然の僕が、たまたま同じ趣味を持っていて、意気投合した。

 

僕の頭の中には、彼女とのセックスしかなかった。

 

彼女もかなりオープンな子で、公然でキスするのは当たり前のような感覚の持ち主だったから、初エッチまでに特別な雰囲気作りも必要なかった。

 

僕は、AVの見過ぎで、舐め回すようなディープキスと、涎交換、そしてイラマチオが憧れだった。

 

カラオケでイラマチオしてもらった時は、夢中で腰を振り、髪の毛を強引に引っ張って口の中で何度も射精した。

 

面白いくらいに性欲が持続して、挿入なしでも一日5回や6回の射精が当たり前になっていた。

 

そんなある日、彼女が言った。

 

「ねえ、おしっこ飲みたい。」

 

最初は何を言われたのか理解できなかった。

 

でも、彼女の顔は本気だった。

 

ズボンを下ろし、いざ彼女の顔の前でセットする。

 

ただ、あまりの緊張でなかなか放尿できない。

 

彼女はじっと僕のペニスを見つめて、待っていた。

 

僕は勇気を出して彼女の顔を目掛けて放尿した。

 

彼女は僕のペニスを咥えて尿でいっぱいになった口でしゃぶり続ける。

 

僕は罪悪感と解放感、それと溢れんばかりの征服欲で胸がいっぱいになるのを感じた。

 

「ゲホゲホ・・・」

 

苦しそうにしながら、それでも彼女が言う。

 

「嬉しい、もっと飲みたい。」

 

「こんな天国があっていいのか」、僕は美女に放尿する世界線に立つ自分に興奮した。

 

それからと言うもの、彼女に会うたびに彼女に尿か精子を飲ませた。

 

もうセックスに興味がいかなくなってしまった。

 

僕にあったのは、あの小さな口に、透き通る肌に、自分の尿と精子をぶっかけることのみ。

 

よく肉便器などと言うことがあるが、僕は一時期彼女を便器のように使用していた。

 

フェラをさせたいから呼びつけ、人気のないところでフェラをさせては、口内発射をして悦に浸った。

 

彼女も、「もう口に出してもらわないと愛されている気がしない」とまで言い出す始末。

 

髪の毛に精子をかけたり、エレベーターの中で口内発射して、そのまま買い物を続けたり・・・。

 

僕は彼女と出会って、自分の中の野獣、いや、悪魔に気づいたのであった。

 

(了)

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