熊本の夜、予想外の快楽に溺れて
熊本のビジネスホテルで、私は緊張と期待が入り混じった気持ちでデリヘル嬢を待っていた。
20代中盤の私は、普段から女上司に責められたいという願望を持っていて、今回はそれを叶えるべく、オフィスレディに責められるというコンセプトの店舗を風俗サイトで探し出した。
指名したのは30代の160cm、茶髪のスレンダー体型の嬢。
女上司に責められるAVを見て、さらにテンションを上げていた。
深夜0時過ぎ、ノックの音。
ドアを開けると、そこにはお疲れモードの嬢が立っていた。
ビジネススーツは着用しているものの、シャツはシワシワ、ジャケットとパンツはヨレヨレ。
顔は「まぁまぁ」といったところだが、第一印象は正直がっかりだった。
女上司から責められるはずなのに、その上司の身だしなみがだらしないなんて…。
挨拶もそこそこに「シャワー行こうか」と言われ、各々が服を脱ぎ始めた。
女上司という設定が全く感じられない。
ヨレヨレの衣装を脱ぐと、スレンダーというより幼児体型?という印象。
そして驚いたことに、二の腕には虎の刺青が。
タトゥーというより本格的な刺青という感じだった。ただ、下着は上下黒で素敵だった。
シャワーを一緒に浴びたが、特に何か責められるわけでもなく、ただ身体を洗われてベッドへ向かった。
裸のまま、普通に嬢からの愛撫が始まる。
女上司設定は完全に無視され、気だるい感じでスタート。「ハズレだなー」と思い、モヤモヤした気分になっていた。
しかし!その後の展開は予想外だった。
言葉責めはないものの、嬢の責めがすごかったのだ。
激しさはないが、ねっとりとした技が絶妙だった。
手の動かし方は手首のスナップが効いていて、柔らかくて今まで感じたことのない手コキ。
特に舌の動きが秀逸で、乳首を舐める嬢の舌は、ねっとりと力強く私の弱いところばかりを責めてきた。
嬢の責めで、私のあそこはギンギンに。「舐めるね」と言われフェラが始まったが、これがまた舌の動きと吸引がものすごく、今まで感じたことのない絞られ具合だった。
手コキもグリングリンされ、あっという間に口の中で発射してしまった。
その後、嬢はティッシュを使いお互いの手や身体をきれいにし、二人でベッドに横になり休憩。
そのまま話をするが、嬢が自身のSNSを見せてきた。
んー興味がない。笑
SNS上の嬢は、とても楽しそうに笑っており「SNSで見せてる愛嬌を少しでもここで出してくれたらいいのに…」と思いながら眺めていた。
しばらくして2回目をお願いすると、嬢は1回目同様に私の乳首とあそこを責め、今回はフェラ、玉舐めの後、再び乳首責めと手コキ。
2回目も言葉責めや焦らしはなかったが、テクがずば抜けている。
「どこに出す?」と聞かれ「胸に出したいです」と言い仁王立ちへ。
2回目にも関わらず1回目同様すぐにフィニッシュ。
今回はギリギリまで乳首を舐められながら、手コキで果てた。
希望通り胸に射精させてもらった。
その後すぐに時間が来て、シャワーを浴びることもなく、濡れティッシュで身体を拭いた嬢はヨレヨレの服を着て退室していった。
正直、コンセプトや全体の流れ、愛嬌は褒められるものではなかった。しかし、そのテクニックは驚異的だった。
もう一回呼ぶかと聞かれたら、おそらく呼ばないだろう。
だが、そのテクニックには大満足。
予想外の展開ではあったが、熊本の夜に思わぬ快楽を味わえたことは間違いない。
女上司に責められるという当初の目的は達成できなかったものの、思いがけない形で新たな性の扉が開かれた気がした。
この経験は、きっと長く心に残るだろう。
(了)
レビューを書く