トランスジェンダーひろのオトコとオンナ!全部魅せるわよ3~初めての外泊そして婚約…~

・作

オサムと一回だけ外泊をしたことがあるの。たった一回だけど。うれしかったな。あの奥さま怖がりのオサムが私と不倫旅行よ。オサムから誘われた時はもうビックリでさぁ!

 

私、彼にしては珍しくジョークかと思ったの。そしたら本当だって言うじゃない。じゃどこに行くつもりなの?もうお宿は取ってあるの?と立て続けに質問しちゃったの。

 

「いや…ひろの同意を得られてから、二人で決めようと思って…」

 

彼らしい優しさが私の心をキュンとしたわ。

 

「オサムって優しいね。うん、もちろんいっしょに行きたいよ。どこに行きたいかって、そうねぇ…栃木市じゃダメ?」

 

「なんか近すぎね?それでいいの?」

 

「うん、栃木で何度も行ったことのある宿があるの。そこなら私みたいなトランスジェンダーでも大丈夫なの。お風呂が部屋なかにあるし」

 

「部屋中にお風呂が付いているじゃ高いんじゃない、そこ」

 

「大丈夫。宿代は折半でどうかしら?オサムに高いお金を払わすつもりなんてないわよ。その代わり…」

 

「その代わり、何?」

 

「うぅん。わかっているくせに、わざと私に言わせようとしてるでしょ?」

 

「えへへっ。わかってんじゃ言ってよ」

 

「じゃ…私のこといっぱいかわいがってくれなくちゃ許さないから。何度もイカてね!」

 

「はいっ、マダム。了解しました」

 

そして、舌を交えた熱いキスをした私たち。3分くらい二人交互に口づけしあったわ。そしたらオサムからこんな返事があって…。

 

「たった今からでもいいかな?ひろのことかわいがっても」「俺さ、すんごくムラムラしてきちゃったんだ。ひろを抱きたいの、今から」

 

「あんっ!そんなこと言われて嫌だなんて言うオンナ、いるわけないじゃない?!」「して、今から。いっぱい私をかわいがってっ!」

 

実はこんな会話をする以前に気持ちいいことちゃんとしていたの。だってここはラブホテル。すでに2回ドッキングして悦びを共有していた私たち。

 

「ひろはいいオンナだよ、本当に。俺、最近はけっこうイクでしょ?ひろがパートナーだからだよ。心から安心できるんだよな、お前は。他のオンナではこんなにイクなんてなかったんだ。実を言うとかみさんとでもこうはいかないよ」

 

「俺さっ。いつか、そう本当に、リアルにお前と結婚したいって思っているの。これ、本当の話。それゃ、今すぐってわけにはいかないよ。ひろだってそうでしょ?」

 

硬く、大きく勃起した肉棒をフェラチオしながら話を聞いていた私。初めてカラダを合わせた時も同じようなことを言ってくれたオサム。

 

「うれしい。そんなこと言ってくれるだけでもう私は満足だよ。でも…そうね、今すぐは私も無理な話だし、本当に結婚してくれるなら、あなたがすべてを捨てても私の事、愛してくれるならマジで私も考えるよ」

 

「でも今は…かわいがって…」

 

私はまだ何か言いたそうなオサムの唇に手で触れてノンノンとサインを送ったの。だってオンナの私から誘っているんだから。オトコはオンナに恥をかかせちゃダメでしょ。

 

そして二人のシルエットはまた一つになったの。

 

それから一ヶ月後。

 

私たちはいつもの集合場所である某道の駅に来て、オサムの車で出発。今日のスケジュールは山道をグルグル散策しておそばのおいしいお店に寄って、そしてお宿でゆっくりする、とあんまり急がず騒がずをテーマにゆったり系にしてみたの。

 

オサムだってこのお休みを取るために必死でがんばったし、少しでもリラックスしてほしいっていう私の気持ちもあったしね。

 

オサムは奥さまになんて言ってこのお休みを取るって話したの?って尋ねたら、ツーリング仲間といっしょに温泉だよって言ったんだって。

 

「へぇ~っ。写真撮ってかなくて大丈夫なの?」

 

「いいのっ。野郎ばっかで写真なんか取らねぇよ」

 

「ひろはなんて言って出てきたわけ?オトコとデートとは死んでも言えないしなぁ」

 

「オトコとデートって言ってきたわよ、私。オトコたちって、たちが付くけれどね」

 

「結構、やばくね?」

 

「大丈夫だよ。かみさんには私がトランスジェンターだってずっと前から伝えてあるし、それを認知したうえでいっしょに暮らしているのよ」

 

「理解のあるかみさんだよな、ひろの奥さん」

 

さっ、出発だよ。

 

まるで鉱山みたいな山道を登ってたどり着いたおそばのお店。コシがあってつるんとしたおそばがおいしかったわぁ。

 

そしていよいよ旅館に到着。到着してさっそく私たちは部屋風呂に入ることにしたの。まずはゆったり、まったり。オサムと二人で入る露天風呂。お部屋にこんな大きいお風呂があるなんて、とってもすてきだわ。

 

エッチはお食事がすんでから、と彼のおちんちんをキュッとしめて、はやる彼の気持ちをぐっと抑えてやったわ。だってまずはおいしいものをしっかりいただきたかったし、オサムも当然疲れているはずでしょ。私なりの気配り、わかってほしいなぁ。

 

でも、ちょっだけ遊び心が出て彼のおちんちんを軽くしゃぶり勃起させて「潜水艦ごっこ」をしたの。ペニスを潜望鏡にしたてて、オサムも楽しげに「潜水艦、敵艦隊に突入っ!」なんてはしゃいでいたわ。

 

オサムって案外子どもっぽいところもあるのね。新発見だった。

 

お風呂を出てから食事の時間まで二人して一緒に暮らし始めたらどんな家庭にしたいなんてお話をして、趣味のこととか、どうしてお互いが好きになったのかとかいろいろ話したわ。いつもまずはセックスってなってしまうのは逢うのがひと月に一回だから仕方がないのね。

互いに想う気持ちをまずはカラダで分かち合いたいって思ってしまうから。

 

そして、お食事タイムの始まり、始まり。

 

小さいけれどすっごく柔らかい牛肉のステーキや川魚をメインに新鮮なお刺身、自前の畑で栽培しているっていう野菜を使ったおひたしなどシンプルだけれど贅たくな料理の数々にオサムも私も感動しっぱなし。料理が出てくるたびに拍手喝采だったわ。

 

たらふく食べて、ほどほどにお酒も飲んでおなか満腹、ほろ酔い気分を和らげようとまたお風呂にいっしょに入ったの。

 

今度はいいよね…。オサムから耳たぶに熱い言葉をかけられて私も欲望の炎に灯がついちゃって。

 

お風呂に入るや否やお風呂の端に手をかけてオサムにアナルが丸見えになるように角度をつけた私。

 

「来て…そして、挿れて…」

 

ペニスはそれこそ天井に向かってそびえたっていたわ。言葉はいらない。ただ犯してほしい…優しく…。

 

「あっ!あっ、っっっっ!」

 

一気に貫かれた私の妖しい秘部。

 

「ひろ、俺はこうしたくてメシ食っててもこれのことしか頭になかったよ。お前と一つになることしか!」

 

「そうなの?あんなにおいしいものがいっぱいでてきたの…あっ!いっ、いいっ!…」

 

「一番おいしいのは、ひろ、お前だから!だから最後にとっておきのごちそうさっ!」

 

「あぁっ!うっ、うれしいわっ!オサムからそんなに褒めてもらえて幸せよっ、あぁっぁぁぁ!気っ、気持ちいいっ」

 

後から犯され、オサムが下になって屹立したモノを私が咥え彼のミルクを飲み干し、最後に立って絶頂を迎えた私たち。

 

最後にイった時はもうアクメの貌を見られてしまう恥ずかしさもなく、叫んでしまったわ。

 

「もう、絶対にオサムといっしょになるっ!あっぁっぁぁぁぁ。あぁっぁぁぁぁっ!!」

 

そのよがり声と同時にオサムもいっしょにイったの。

 

そして、こう言ってくれたわ。

 

「俺もっ!お前と結婚するっ。あっ、あぁぁぁぁっ!いいよな?僕と結婚してくださいっ!」

 

今、私たち、「婚約」したの。

 

(了)

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