東京を離れて女として生きる道を選び、幸せを掴んだ私の人生
私は大学を卒業すると東京の企業ではなく、大阪の会社を選び就職しました。
私は大学時代から女装をして風俗でアルバイトをしていましたが、それを両親は知っていました。私は卒業後も風俗の仕事を続けていきたかったのですが、親の元で続けていくのは無理だと考え、私は見せかけだけでも大阪の企業に就職し、親元を離れようと考えました。
そして、会社勤めは最初の数が月で、直ぐにニューハーフヘルスの仕事を始め、それを本業にしました。東京にいた時からホルモンを始めていたので、身体は既に女性化していましたが、ヘルスの仕事を初めてほどなく私は去勢をし、女性として生きていく決意をしました。
お店で使う宣材画像を撮ってもらうとそれがネットに載り、自分の姿がメディアに流れる歓びを実感するようになりました。更に「ニューハーフ倶楽部」「シーメール白書」と言った専門雑誌からも声がかかり、いつしか自分の姿が雑誌に紹介されるようになったのです。
その雑誌を両親が見たどうかは知りませんが、薄々気が付いていたようで、私が年に何度か実家に帰るといきなり「いつまで女の真似をしているんだ。そろそろ自分の将来のことを考えろ」と言われるようになり、それ以来家に帰らなくなりました。
私はデリへルの他にもショーパブなどの仕事をするようになり、その後は身体が女性化したこともあり、ヌードグラビアの仕事も受けるようになりました。多少名前が売れたことで天狗になっていた私は、いずれは自分の小さなお店を持って夜の商売を始めようと考え始めました。
そんな時、一人の男性が私の前に現れました。その男性は自分がパトロンになって私に店を持たせてあげると私を誘ってきたのです。
嬉しかったけれど、その甘い言葉に誘われて本当にいいのか? と思いました。でも、その男の言葉は巧みで、私はその男に身体を許してしまったのです。本当は私の身体が欲しかっただけかもしれません。
でも、一度男に身体を許してしまうと言いなりになってしまうのは男も女も同じです。私は男のベッドプレイに溺れてしまいました。男と大事な話をする時は常にベッドの上で、男に挿入されて喘いでいると「嫌」と言えなくなってしまったのです。
そして、女装したての可愛い女の子を二人使って始めたショーパブは、上手くいったのは最初の3カ月だけで、直ぐに飽きられてしまいお客の足は遠ざかりました。私は貯金を使い果たし、また元の風俗嬢に逆戻りしました。
去勢してしまい身体が女性化しているので、もう男として仕事をすることは出来ません。でも、今更東京へ戻ることも出来ません。でも、そんな時、私にヌードショーの舞台に出てみないか? と誘われました。
ただ、私の身体にはまだペニスが着いています。もう勃起することもなく、精液もしないペニスですが、それがついている限り女の身体ではありません。それでも、パンティを脱ぐことのないショーの舞台なら大丈夫と言われ、引き受けることにしました。
そして、しばらくすると小屋のオーナーから大学を出ている私に経営を手伝って欲しいと言われました。また、前の男のように騙されるのではないかと不安になりましたが、思った通りそのオーナーにも身体を抱かれ、私はもう断れなくなりました。
でも、前の男と違うのは「将来俺の妻になって欲しい。そして経営をお前に任せたいんだ」と言われたのです。そして、お金は出してあげるから女の身体になってくれと言われました。そして、私は待望の女性の身体を手に入れることが出来たのです。
しかも、戸籍も名前も女性に変わった私と結婚式をあげてくれました。式の後にホテルに泊まった私たちは初めて出会った時のように抱き合い、私は人工的に作られた膣へ挿入されると初めて女の歓びを実感することになりました。
私は「オマンコが感じるの。嬉しい! 私たち初めて本当に男と女のなれたのね」と言って、彼が腰を使う度に身体に感じる喜びを噛みしめ、喘ぎ捲りました。
私は小屋の経営は元より、ショーの準備、そして自ら出演することもありました。もう、私はニューハーフではなく、女になったという気持ちで、パンティを脱いで大きく股を開き、お客に見せることが喜びになりました。
主人は私が仕切っている小屋以外にも幾つも会社を経営しています。そんな忙しい暮らしの中でも主人は毎晩私を抱いてくれます。「お前には穴が二つかるから、どちらを使っても楽しめる最高の身体だよ」と言います。だから、私にはどちらも大切なオマンコなのです。
私は舞台でその両方の穴を使ってこけしを出し入れしたり、ペニスの着いたニューハーフと絡みをするショーも展開しました。でも、私は何処か物足りない気持ちになるのです。
主人は私のことを本当に大切にしてくれますし、私も心から愛しています。でも、私には子供が出来ないので、私たちの後を継いでくれる人がいません。そこで、私は小屋で可愛がっているニューハーフの男の娘に目を着けました。
その子を私たちの養子にしたいと思ったのです。最初、その子は驚いたような顔をしましたが、私と主人が説得したので、段々に気持ちが通じるようになりました。
まだ、去勢も性転換もしていない若い男の娘だったので、女装した姿のまま私たちの息子にすることにしたのです。もし、この子が男として結婚し、子供が出来れば主人に孫の顔を見せることが出来るのです。
私は女になり、そして結婚をし、子供を持つことも出来ました。そして、孫が出来れば私の女としての役目を果たすことが出来ます。きっと主人もそれを喜んでくれると思います。
(了)
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