プレイの延長で子供が出来てSM婚に踏み切った私たち
私は絶対に好きになってはいけない人を好きになってしまいました。心から崇拝するこの世で一番大切な女王様。私は飼われているだけで幸せなのに、そんな方に恋愛感情を持ってしまった自分を責めました。
名前を呼び捨てにされたり、お前と呼ばれたりはしますが、身分をわきまえて接していれば普段はとても優しい女王様なので、ついつい異性を感じてしまいます。
私の身分は奴隷ですから決してそのような感情を持ってはいけないのです。でも、自制することが出来なくなってしまう事があるのです。
飼い主である女王様は奴隷に愛情をもって接することはあっても絶対に恋愛感情を持つことはありません。だから、奴隷に舐め犬をさせることはあってもペニスを挿入させ、セックスすることはありません。
一方、奴隷の身分の者は飼い主を崇拝することはあっても決して恋愛感情を持つことは許されません。それは飼う者と飼われる者の間にある厳しい掟なのです。
女王様の調教はいつも厳しく、大好きな鞭打ちを私のお尻や背中、そして太腿を目掛けて痕が残るほど打ちます。そして、ミミズばれになった場所へ蝋を垂らし私が悲鳴を上げるのを楽しみます。
それは自分の所有物である奴隷を使ってストレスを発散し、自分の欲望を満たす行為で、飼われた者はそれにじっと耐え、更にその行為が悦びに変わっていくのです。
女王様のアナルプレイは指が何本も入るほど拡張したアナルへ大きな電マのヘッドをねじ込み、スイッチを入れます。そして、喜びにもだえ苦しんでいる私のアナルへゆっくりと手を入れ、かき回しながら「お前のアナルはもうガバガバね」と言い、笑いながらフィストを楽しみます。
それは私にとってとても幸せな時間で、手を入れれることの一体感はマゾにしか分からない大事な時間になりました。
そして、ご褒美はいつも顔面騎乗のクンニです。私は女王様の大きくなって皮の剥けたクリを舐め、更にヴァギナに舌を入れ、汁を味わうと幸せな気持ちになります。
女王様も気持ちのいい喘ぎ声を上げながら、大量の汁を流します。そんな時、私はペニスをギンギンに勃起させています。
それに気づいた女王様は私のペニスを握りしめ、口に咥えたのです。私は女王様のまさかの行為に驚きました。
私は女王様がフェラをしてくれる夢の様な行為に浸りながら、欲望を爆発させてしまい、女王様の口の中で射精してしまったのです。
女王様は直ぐに私の口を開けさせ、そのまま精液を私の口へ流し込みました。そして、「お前の出したものはお前の身体に戻してあげるわ。全部呑み込みなさい」と言いました。
一度、そのようなことがあってから、段々に私たちの関係が変わっていきました。今まで女王様は絶対に自分の目の前では射精をさせない主義だったのが、崩れていったのです。
調教は今までと少しも変わりませんが、私にご褒美のクンニをさせたあと、自ら自分のヴァギナに私の勃起したペニスを入れるようになりました。
それもとても気持ちのいい声を上げて自ら腰を使って快感を貪ります。ただ、私が「イキそうです」と言うとペニスを抜き、しごいて私に射精させるのです。
そして、ある日のこと私は初めて女王様のヴァギナに挿入したまま射精しました。でも、その時の女王様の顔はとても満足した一人の女の顔に変わっていました。
それは女王様にとって確信の行為で、妊娠することが分っていて私に中出しさせたのです。そして、「今日で私たちの飼い主と奴隷の関係は終わったわ。もし、子供が出来ればお前は父親よ。そして、お前は私と子供のために死ぬまで働くの。分かった?」と言いました。
しばらくして、彼女のお腹が大きくなると私たちは一緒に暮らすようになりましたが、彼女との主従関係は変わりません。彼女は決して私のことを「あなた」とは呼ばず、相変わらず「お前」と呼びます。
私は女王様とは呼ばなくなりましたが、今でも「真美様」と呼びます。そして、調教も止めることはなく、私は鞭で打たれ、彼女に逆らえば思いきりビンタをされるのです。
妻は女王様、夫は真正マゾ。私は妻のいうことを聞きながら一生働き続けるのです。ただ、夜のベッドの中では妻は女王様ではなく、一人の女になり、この時だけは私のことを「あなた」と呼びます。
その時の妻の顔を見ると私はとても幸せな気持ちになります。ただ、今後子供が大きくなったらどのように説明したらいいのかとても心配です。
あの時に出来た子供は既に3歳になり、彼女のお腹には二人目の子供がいます。私はいつまでも女王様と奴隷の関係を続けていたいのですが、それが出来なくなる時が来るかもしれません。
私はSM婚の将来が心配になります。子供たちが私たちの行為を見たらどう思うでしょう。私が彼女に鞭で打たれ、うめき声を上げながらその快感に酔いしれて涙を流している姿はどう映るのでしょう。
更に、私が彼女の聖水を喜んで飲む姿や私が股間を嬉しそうに舐めながら掃除をしている姿を覗き見られたらと思うと恐怖を覚えます。でも、私はそんな行為を今でも止めることが出来ないでいます。それは妻である女王様も同じではないかと思うのです。
(了)
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