強気な地雷女に餌付け調教ファック
この前は面白い女に出会った。面白いと言っても、その見方ができるまでにそれなりの整理が必要だった。地方都市に出張に出たとき、泊を伴ったことから、夜になるとやることもなくなり、そうなると無駄に性欲が前に出てくる。
そうなったら男にできることといえば、デリヘルを呼ぶくらいのもの。その都市には、無数の飲み屋が立ち並んで入るのに、箱物の店は一軒もない。その代わり、50万を超える人々の性欲を満たすために、その街ではデリヘルが代名詞になっている。
デリヘルのサイトにはその都市出発の店が20も30も出てくるし、ススキノでハズレのソープを探すのが難しいと言われるのと同じように、その街でどんなサイトを利用してもあたりの女を引けるとの腐敗神話がまことしやかに流れていた。
私は特に店を選ぶこともなく、目についたサイトから電話をかけた。清楚系、素人学生の派遣を謳うデリヘル店のサイトだった。いつも思うのだが、デリヘル店の電話対応は決まって素晴らしい。元気な男がこちらの気分を高めるように、そしてフリーの女を気付かれないようにこちらへと流す術を彼らは心得ている。
私自身はその術にハマってしまうことを厭わない。むしろ、溢れるサイト群の中でも客がつかないような女の方に興味が湧くくらいだ。
「20分くらい時間をいただいたら伺いますね。」
陽気な男が電話を切ると、私は仕事をしながら女の到着を待った。
ピンポーン。ホテルの呼び鈴が鳴る。
ドアを開けて迎え入れると、俯いて無言のまま女が入ってくる。
茶髪がちぢれ、肩口まで無作法に伸びている。流行り物のバッグを持って、ミニスカート。
脚は長いのだが、決して美脚とは呼べない。女の全体的な印象がポジティブなものからはほど遠いので、どのパーツを取っても褒め言葉が見当たらない。
部屋に入って、女はすぐにソファに座って、無言で周囲を見渡している。自分から話を振ってくるような様子も見られない。正直、風俗の利用がそれほど多くない時点だったら、ここからどうやってエッチな雰囲気に持ち込めばいいのか迷ったと思う。お金を払っているという、対価を受け取る権利を有していることも忘れて、目の前の強情で不躾な女に戸惑うことだろう。
ただし、私の地点にそんな迷いはない。むしろ、そういう女からエクスタシーを引き出すことに悦びを感じる。
私はそのままキスをした。何も言うことなくキスをする。女の口元からタバコの匂いがした。それはそうだよな、ヘビースモーカーだよな、くすくすと笑いながらキスをした。
「え、何が面白いんですか?」
私の唐突な笑いに苛立ちを覚えたのか、女が私のキスから逃れて聞いてくる。
「今日3箱吸ってるね。タバコ代に大体1ヶ月2万ってとこか。ライターはホストにもらったジッポってどころかな。」
「え?どうしてそんなんわかるの?え?会ったことないよね?」
「物を結構無くすよね。無くしたら探すことなくパッと買ってしまうタイプだよね。バイトは決まったバイトをしなくって、適当に探しては働くタイプ。」
「全部当たってるねんけど、それで、それで?」
私は人と出会うことが多い仕事をしている。今まで出会ってきた人の行動パターン、思考パターンを脳内にストックしてあるだけで、別に心理学を専攻していたわけでもない。
専門的なことがわからなくても、いざ最初の牽制球がいくつか当たると、女は勝手に向こうから話し始める。
話が始まれば、あとは勝手に心の敷居が低くなる。そう、セックスへのハードルは異様に低くなる。
いくつか傾向を当てはめ、時に出鱈目で彼女の思考パターンを言い当てると、恋愛相談や友情の相談が始まる。エッチなことをすることなく雑談に30分は費やしてしまう。
ただしここまでですでに、彼女の中に罪悪感が巣食っている。ここで彼女は私がお金を払ってここにいることを強烈に意識するようになる。
「ごめん、私話してばっかりで。」
「別にええよ。話してたらおもろいやん。」
「ええ?だってエッチなことしたくて呼んだんやろ?」
「こんな可愛い子と話できるんやったら別にどっちでもええで。」
「え、めっちゃ嬉しいねんけど。」
手を彼女の胸に伸ばす。
「やっぱエッチしたいんかーい。」
彼女が冗談めかしに言ってくる。ただ先ほどまでの牽制感は全くない。
「エッチしたーーい。」
私は彼女の胸に顔を埋める。
「あはは。仕方ないなあ。しゃあなしやでぇ。ほら、おっぱい見せてあげる。」
彼女が服を肩口から強引にずらしてブラ越しに胸を見せてくる。
こういう女に限って意外なサイズの胸を持っていたりする。
「乳首吸いたい。」
「いいよ、いっぱい吸って?」
ブラをずらして乳首を吸うと、女が小さな喘ぎ声を出す。
ぅぅ。
「ごめん、痛かった?」
「ううん、むっちゃ気持ちい。もっと吸って。もっと。」
「どこが感じるの?」
「うふ。恥ずかしいってぇ。」
「ちゃんと言いな。」
彼女を抱き寄せて耳元で囁く。右手をスカートの中に入れると、すでにかなりぬくもっていた。
「ムンムンしてるやん、ここ。むっちゃ濡れてるんちゃう?」
「聞かんでもわかるやろ?」
そう言いながら女が私の首元を舐めてくる。
「俺、首めっちゃ弱いねん。」
「あはは。こんなに勃ってきてるもんなあ。」
「フェラしたいやろ?」
「うんんん、むっちゃ舐めたい。見てもいい?」
「ええで、しっかり舐めてな。」
女がズボンのジッパーをずらして、私のペニスを取り出す。髪の毛を束ねて、前屈みになって硬くなったペニスを口に入れる。
「すっごいおおきい。すっごいね、おおきいって女の子に言われへん?」
「こんな可愛い子に舐められたらそらあ大きくもなるって。」
「ほんまに褒めるの上手いなあ。」
「お客さん取るのは慣れてても、セックスするのは久しぶりやろ?」
「え?挿れてくれるの?」
これで乗車チケットゲット。ここから正直何をしても許されてしまう。
私はまずはペニスを彼女の口に差し込む。髪の毛を引っ張り、顔を前後に動かす。
苦しそうな顔をしながら時折涎を吐き出そうとするが、決して止めようとはしない。
こう言うタイプの女は一度ハードルが下がってしまうと際限がなくなる。ここまでの作業が大切なのであって、ここからはどれほど雑になってしまってもむしろ興奮度は上がっていく。
「ほら、もっと咥えないと。元気になったらちゃんと挿れてあげるから。」
「ぅぅぅぅうううう。ちゃん、といれぇてほしぃぃ」
「お願いできるの?」髪の毛を引き上げて、耳を舐めながら囁く。
「お兄さんのチンポ挿れてください。」
「どんな態勢が好きなの?」
「バックですぅ。バックで思い切り突いてくださぁい。」涎を垂らしながら女が求めてくる。
「エッチな女。いっつもこうやっていろんな男にやられとるんやろ。」
「ごめなぁあさあい。わたし、ちんぽが好きで・・・。」
彼女を立ち上がらせ、後ろを向かせる。
「ほら、自分でパンツずらしい。マンコ広げてお願いして。」
女が自分で穴を広げる。ここですと広げた穴は大きく広がり、どこまでも濡れている。
ペニスを脚の付け根に這わせると、女の嗚咽のような声が漏れる。
「ねえ、ねえ、もう挿れてぇええ。焦らしたりしないでぇ。」
「そんな欲しいんや?」
「はぁああい。」
コチコチになったペニスを女が広げて待つマンコに打ち込む。ヌルヌルと溢れてくる愛液がまとわりついて来て、すぐにペニスの侵入を許した。
「あああああああん」
「ちょっと入っただけでこれ?奥に当てたら死んじゃうね。」
「奥までください、奥まで欲しい。」
「生でやっちゃってるけどいいの?」
「生が好きなの。もっと突いてください。」
ペニスを奥まで挿れると、脚に濁った愛液がドクドクと流れ落ちていく。腰が痙攣し、足にも力が入らっていないのがわかる。震える腰を掴み、尻を叩きながらピストンする。ペニスが抜けてしまいそうなところで止めてやると、女がヒクヒクと次のピストンを待っているのがわかる。
「抜けちゃうなあ。」
亀頭をヴァギナの入り口に当てながら耳を舐め上げる。
ああっつ、ああああっ、抜かないでえええええ
抜けそうになったペニスをゆっくり時間をかけて元の深さまで戻していく。
首が揺れ、体温が限界まで上がり、汗と液まみれになった足がガクガクと揺れている。
「セックスマシーンだああ。」
ピストンを繰り返してやると、女は私の腕を甘噛みしながら声を押し殺して震えた。
声のトーンが限界まで低くなると、息が荒くなり、ヒューという呼吸音に変わってくる。
「苦しいねえ、息が吸えないねえ。」
後ろから喉チンコを締め上げてやると、女はもう一度激しく痙攣した。
先ほどフェラするために整えた髪の毛を解いてやると、汗で皮膚に吸着し、ベトベトになった。
髪の毛を引っ張ってピストンを繰り返すと、女がフィニッシュを求めてくる。
「お願いぃ いっぱい出して。」
「ん?どこに何を出して欲しいの?」
「私のマンコにお兄さんのザーメンいっぱい出してください。
「中出しするの?」
「うん、中出ししてええ。」
背後からのピスト運動が限界を迎えると、首元から抱き寄せ、耳をしゃぶりながら最後の突きをかました。女は私の腕の中でほとんど気を失いつつある。
ザーメンが女のヴァギナに流れ出る。女が膝から崩れ落ちる。
女の顔にペニスを近づけると、目も開かないままの汗だくの姿、髪の毛も乱れたままで棒が近づくのを察知し、舌を伸ばす。溢れ出たザーメンを吸い取り、女は呼吸を思い出す。
「気持ちよかった?」
「ダメ。今日はもう退勤するかも。もう絶対エッチできない。」
こういう女はすぐにこっちにハマってくれる。結局は満たされることがない種族の方々なので、優しさと強引さを与えられると、こちらに勝手な愛着を感じてくれる。
彼女とは出張のたびにファックするようになった。
(了)
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