定年後に私の女としての新しい人生が待っていました
人の精液の匂い、そして味。今まで知らなかったことを女になって初めて知りました。
男のペニスを咥えて唇でしごき、舌先で亀頭を転がす。そして、喉まで入れられて吐きそうになる苦しさ、そんな行為を当たり前のようにするのが男だということも初めて知りました。
女装者だけれど、同じ男のする行為を知らないなんておかしいですが、本当なんです。
オナニーは男ならば誰でも当たり前のようにするのに今まで精液の匂いを嗅いだこともなければ、舐めたこともないので、オーラルセックスは私にとって衝撃的でした。生まれて始めて女にされたとその時に感じました。
一人暮らしを長年続けてきた私は、今まで何故結婚しなかったのか考えましたが、その結論は出ませんでした。私はゲイではないと思っていましたが、男性が好きで今まで憧れていた人に抱かれる妄想を繰り返していたのは事実です。
でも、定年を間近にして男と暮らすようになるとは思ってもいませんでした。そして、出会いは気まぐれに参加したバスの一泊温泉ツアーでした。
参加者は老夫婦ばかりで、一人で参加するのは自分くらいだろうと思っていたら、もう一人私と同じような男性がいました。
係員から「もしよろしければ相部屋でお願いできますか?」と言われたことで、その男性と二日間一緒に生活することになったのです。
ただ、私は普段から女性用の下着を身に着けています。でも、温泉旅行なのでもしものことを考えて男性用も用意していました。
それでも二人で過ごすのは部屋にいる時だけで、温泉は大浴場だし、食事もバイキングなので安心していましたが、部屋でその男性に浴衣から透けているパンティを見られてしまったのです。
旅行中その男性はずっとそのことを気にしていたようでした。でも、仲良くなった私たちはアドレスを交換してその旅行は終わりました。
その後、その男性から旅行の誘いがありました。今度は二人で温泉に行きませんか? と熱心に誘われ、断れずに承諾しました。でも、その男性は私の下着のことを知っているのです。
そして、その男性の狙いは私が女装者で、男性好きだろうという下心があるのは分かりました。だから私は温泉につかった後、私は女性用の下着を身に着けて婦人用の浴衣を着ました。その姿を見てその男性は私の性癖を確信したようです。
私は「あなたは前に旅行に行った時から私が女装者だと分かっていたんですね」と言うと「なんとなくそんな気がしたけれど、今日はそれが間違いでないことが分かったよ」と言いました。
布団を並べて敷き、電気を消すと間もなく彼の手が私の布団に伸びてくるのが分かりました。そして、「あなたはこうなるのを期待していたんでしょ。私もそうだよ」と言って私の布団に入ってきました。
私は直ぐに浴衣を脱がされ、パンティ一枚の姿で抱かれました。私が彼のペニスを咥えると段々に大きくなり、その先が喉まで届きました。そして、喉を突いてきたのです。
苦しくて私が「許して下さい」と言うと私を四つん這いにしてアナルへ唾液を着けた指を押し入れました。私が「痛い」と言うとバッグからローションを取り出して私に塗ってくれました。
そして、固くなったペニスが私のアナルへ入ってきました。痛みは最初だけで、直ぐに気持ちがよくなり、私が喘ぎながらペニスを締め付けると彼は「凄く締まる、気持ちいいぞ」と言って腰をズンズン使ってきます。
私が中イキをすると同時に彼も私の中で絶頂を迎えました。その晩はそれから三回もされ、朝を迎えました。その日の朝は、私は薄化粧をして、女性用の浴衣を着て一緒に食堂へ向かいました。
それから何度も彼に会い、私は完全に彼の女にされて週末になると彼の家に通うようになったのです。
そして、私は定年を迎えて彼の待つ家で一緒に暮らすようになりました。彼は私の女装姿に満足しているようで、周りの人たちにも私のことを妻として紹介してくれました。
最初はとてもぎこちない主婦の生活でしたが、毎日の様に彼に求められ身体を合わすようになると彼との生活が馴染んでいきました。「あなた」と言う言葉が自然と出るようになり、彼も私のことを女の名前で呼んでくれるようになりました。
そして、私の生活が大きく変わったのは、彼のお母様が残していった服や着物の数々です。少し古いけれど、身体の小さな私にはぴったり合い、やっとこの家の人間になることが出来ました。
割烹着姿の私を見ると彼は身を細めて、嬉しそうに「綺麗だよ」と言ってくれます。ただ、彼との夜の生活で彼が私の口に挿入し、喉を犯す行為が今でも辛くて仕方ありません。
でも、彼は「そのうち慣れて来るよ。俺はこのプレイが一番感じるんだ。我慢してくれ」と言われると黙って頷いてしまいます。
そして、私の口の中に大量の精液をぶちまけてそれを私に飲ませます。最初は匂いが嫌で、しかも少し苦い味に耐えられなかったのですが、最近はやっと嬉しそうな顔をして彼の前で飲めるようになりました。
私は大好きな彼のペニスを咥えているだけで幸せです。一緒に暮らすまで男のオチンチンがこんなに愛おしいと思ったことはありませんでした。そして今では私の喉を虐めるこのオチンチンが大好きになりました。
彼に抱かれて余韻に浸っている私の横で彼は疲れて眠ってしまうのですが、私は彼のオチンチンをずっと握って横に抱きついて眠ります。そして朝、彼のオチンチンが大きくなっていると私は寝ている彼に構わず咥えてしまうのです。
彼に初めて下着を見られた日から既に三年が過ぎました。そして、気が付くと私は妻になって彼と暮らしています。心も身体も女になって彼と一緒に暮らせる今がとても幸せです。
(了)
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